インドシナニュース

カンボジア:Ocean Garment従業員、給与の全額支払いを要求

Ocean Garment社工場の従業員約200人が6日、18台のトラックで労働省へと向かい賃金の全額支払いを求める抗議を行った。従業員らは、2時間ほど抗議を行っていたが、抗議活動は非常に穏やかなものだった。同社工場は5月末から、操業を一時停止している。

従業員らは、2時間にわたって座り込みを行っていたが、同省と工場代表者との対話が行われるまで待機するよう伝えられ、その場を去った。

デモ及びストライキ解決全国委員会会長Prak Chan Thoeun氏は、「カンボジア縫製製造産業協会とOcean Garment社は、投資家との話し合いを待っている状態です。話し合いの目的は、妥協を図ること、そして操業の開始時期を明らかにすることです」と話した。

同社の従業員による抗議活動は5月末から続いており、これは5月26日から6月26日の1カ月間、操業を一時停止するという工場側の発表を受けたもの。同社では操業停止の理由を、ギャップなど大手ブランド各社による受注が減少し、月額15ドルの賃金しか支払えなくなったためとしている。

従業員らは当初、1月の賃金のうち半額を支払うよう要求していたが、6日になると要求水準を引き上げ、全額支払うよう求め始めた。

同社従業員Dim Srey Mom(24)氏は、「従業員たちは、近いうちに職を失い生活に困ってしまうのではないかと心配しています」と話す。また「Ocean Garment社の社長は、工場を閉鎖して別の投資家に転貸しするつもりなのでは。たった15ドルの給料では、家賃、光熱費、水道代をまかなうことはできません」とも話した。

同社従業員は3日、労働省へ向かってデモ行進を試みたが、1キロほど離れたところで警官隊に阻止された。

抗議活動を支持するCollective Union of Movement of Workersの代表Pav Sina氏は昨夜、フン・セン首相率いる内閣に請願書を手渡した。請願書では首相に対して、給与の全額支払いと、無理な場合にはそれぞれの勤続年数に応じた退職金の支払いを、工場側に強制するよう求めている。

 



無料レポート提供中!
~~ ミラン・コンサルタント ~~
ベトナムでのアパレル生産は
中国での生産とどこが違うのか?



カンボジア ジャンル:
最終更新:2014年06月14日

このページのトップへ戻る