インドシナニュース

カンボジア:工場での気絶、再び増加

2013年に起きた約800件の気絶事件に対し、今年はこれまでのところ600人以上の労働者が工場で気を失って倒れたと、労働省関係者が昨日(6月3日)報道した。

労働省健康部次長であり工場での気絶を防止する目的で作られた委員会の委員長であるPok Vanthat氏は、昨年823人が気絶したのに比べて、6月3日の時点で663人の労働者が仕事中気を失ったと、カンボジア・ポスト紙に語った。

Vanthat氏はここ数日の酷暑の天候が一連の事件の原因の一つだと述べた。

「今年は天気が非常に暑く、労働者たちは熱に耐えることができません。」と彼は言った。

強制残業、劣悪な労働条件、化学ガスや心因性疾患例が、他の多くの原因として挙げられている。

最新の事件では、昨日Meanchey地区Kbal KohコミューンのHuey Cheun工場で29人の労働者が一斉に倒れた。これは一週間も経たないうちにこの工場で起きた二件目の事件であるとVanthat氏は言った。

「我々はもっと多くの送風機を設置するよう求めたりして対策を講じているのですが、それを実行している間も多くの人が失神しているのです。」と彼は述べた。

コンポンチュナン州のSamaki Meanchey地区にあるJiun Ye縫製工場では、36人の労働者が月曜日に気絶した。

「労働者のうち3人の妊婦も気を失いました。工場が送風機を付けなかったからです。」コンポンチュナン州に拠点を置くカンボジア労働者自由労働組合(FTU)役員Nen Saron氏は語った。

「労働省の原則によると、工場は作業が始まる30分前に送風機をつけなければならないのですが、省エネと称して、作業開始前に送風機をつけていません。労働者らは昼食から戻るとすぐに仕事に取り掛かるのですが、猛暑によって気絶してしまいます。」

昨日、工場には誰もいなかった。

「労働者はまだ怖がっていたので•••誰ひとり仕事に来ませんでした。」Saron氏は言った。

自由労働組合(FTU)独自の統計によると、今年はこれまでに約500人が気を失っている。

FTU広報係のOm Dyna氏は、良好な栄養の不足が主な原因だと述べた。

地域法律教育センターの労働プログラムの指導者Moeun Tola氏も同感であった。

この問題を解決するためには、「最低賃金の問題が解決されるべきですし、工場は労働者に無料で健康的な食事を与える食事プログラムを設ける必要があります。」とTola氏は言った。

 



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最終更新:2014年06月13日

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