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カンボジア:GTI社の株式公開に遅れ、証券会社が再調整

引受証券会社であるプノンペン証券(PPS)は先月29日、台湾の衣料品メーカーGrand Twins International (Cambodia) PLCが12日に、カンボジア証券取引所(CSX)に上場すると発表した。

同証券会社は既に、Grand Twins International社の上場日が29日以降に延期になったことについて公表しており、延期の理由をカンボジア証券取引所への最終書類の提出が遅れたためとしていた。また提出の遅れに関しては、先ごろの連休によるものとしている。

先月9日に完了した公募発行の手続きは、応募総額が発行額を上回る結果となり、同証券会社は29日に、割り当てを受けた応募者に対して通知を発行したという。

「応募結果の公式発表は5月23日を予定しておりましたが、連休のため数日間遅れることとなりました。この連休によって、手続き全般に遅れが生じている状況です。」と通知には記されている。

Grand Twins International社が希望の上場日を変更するのは、今回で2度目。同社は今年3月、公募に関する説明会を開始したが、当初の上場希望日は5月8日だった。

カンボジア証券取引委員会(SECC)の有価証券保険管理部部長Chhun Sambath氏は、この2週間の延期について、4月のクメール正月の休暇に加え、同証券会社が海外投資家による申請書類を数多く処理しなければならなかったことなどを挙げた。

「若干遅れはしましたが、特に問題はありません。Grand Twins International社については海外からの応募者が多かったこともあり、書類の処理に時間を要しました。また新規上場については前々から遅れており、当然ながら付随する予定にも遅れが生じている状況です。」とSambath氏は話した。

一方、カンボジア証券取引委員会の職員によれば、委員会の規則ではカンボジア証券取引所に上場する企業は6カ月以内に手続きを完了させなければならないが、日程の変更については、罰金等を課すことはないとしている。

Grand Twins International社による公開株は800万で、1株当たりは2.41ドル。全額引き受けとなった場合、同社は1億9200万ドル以上の利益を上げる見込みとなる。流動性が高くなれば、プノンペン郊外に1000万ドルで工場を新設し事業を拡張する計画。同社は台湾の衣料品メーカーで、主にアディダスやリーボックなどのスポーツウエアを製造している。

カンボジア証券取引所は2012年に開設されたばかり。同年上場した国有企業のプノンペン水道公社に続き、Grand Twins International社は、同証券取引所に上場する2社目の企業となる。



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最終更新:2014年06月05日

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