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ベトナム:国産繊維原料が輸出促進の力に

衣料品の競争力を向上させようとベトナム国内企業が生産を拡大しているため、国産の繊維原料の供給が近年増加している。

ベトナム繊維協会(Vitas)によれば、国内企業は国内向けアパレル生産用の繊維原料の生産を拡大し、繊維原料の輸入を削減しようと、多くの大規模プロジェクトが進行中であると「投資」紙は報じた。

総資本金185億ベトナム・ドン(880万米ドル)のNha Trang繊維株式会社は、昨年80億ベトナム・ドン(380万米ドル)を投資して、年間1万6000トンの生産能力のある繊維生産に着手したと同社会長Pham Xuan Trinh氏は語った。

この投資によって、同社は前年より1000億ベトナム・ドン(476万米ドル)高い、1兆3040億ベトナム・ドン(6200万米ドル)の売上を昨年上げた。

税引前利益は、前年比50億ベトナム・ドン(238,000米ドル)増加し、450億ベトナム・ドン(210万米ドル)に達したと彼は言及した。

今月、Century合成繊維株式会社は、タイニン省Trang Bang工業団地で、総投資額3390万ドルの繊維生産プロジェクトを開始した。

同社は2015年の第3四半期から工場を運転させる計画であり、工場は2016年の第1四半期からはフル稼働で、毎年5万トンの延伸加工糸を生産すると同社会長Dang Trieu Hoa氏は述べた。

この工場が稼働すれば、同社が環太平洋経済連携協定(TPP)を活用するのに十分な繊維製品を確保できるだろう。

また、これにより同社は繊維染色の分野へ生産を拡大し、他社との協業でサプライチェーンを完成できるだろうとHoa氏は言う。

トゥアティエン=フエ省に位置するPhu Nam繊維株式会社は今年も投資を続け、3万錘以上生産量を増やすと述べた。

昨年、同社は国内および海外市場へ繊維を供給するために3万錘を確保していた。

ベトナム繊維協会(Vitas)は、国内の繊維製品の増加が輸入を減少させ、さらには輸出につながっていると言及した。

同協会は、主に繊維を含むベトナムの原料および副資材製品の輸出は、昨年20億米ドルまで増加したと言い足した。今年の年初4ヶ月で、輸出は8億ドルに達した。

国内の繊維企業は毎年国内消費のために、台湾、韓国、インドから13億米ドル相当の繊維原料を輸入している。

一方、ベトナム国内の繊維業界には、約630の生地メーカーなど3700社があり、国内の繊維需要の40%を供給している。

したがい、国内繊維市場は外国企業にとっては今もまだ将来性のある市場であるとベトナム繊維協会(Vitas)は主張する。



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最終更新:2014年06月04日

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