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ベトナム:アパレル輸出業者、厳しい環境基準に直面

ベトナムの主要輸出市場が製品に適用している環境維持のための厳しい要件を満たすことができる国内業者はまだ少数であることにベトナム繊維公団(Vinatex)は憂慮している。

ベトナム繊維公団(Vinatex)副社長Dang Vu Hung氏は、月曜日ホーチミン市で行われた繊維製品の環境基準に関する会見で、ベトナム繊維公団(Vinatex)の関連会社200社のうち、多くの外国輸入業者が重視している基準を満たすことができるのはわずか5〜10 %にすぎないと語った。

「環境維持の基準を満たすことは、ベトナム企業が商品を海外市場に送るためのパスポートのようなものです。ところが、その基準を満たすことができる国内企業はほんのわずかです。」とHung氏は述べた。

この数年のベトナムのアパレル企業の「通行証」は社会的企業責任だったが、今では輸入業者は環境要件に従うことを輸出業者に要請しているとHung氏は指摘する。

環境維持の基準は、無公害生産や完成品の廃水処理だけでなく、ゴミや材料からの副産物の処理も範疇に入る。「地元の輸出業者がこれらの要件を満たしていない場合、海外市場から追い出されるでしょう。」とHung氏は語る。

ベトナム繊維公団(Vinatex)は2020年までに傘下企業の30〜40%が環境基準を満たすことを目標としているとHung氏は述べた。この目標を実現するためにベトナム繊維公団(Vinatex)は、8~10兆ベトナム・ドン(3億8000万~4億7500万米ドル)の年間投資資金の15%を、企業の廃水処理システムと労働環境の改善に充てる。

ベトナム繊維協会(Vitas)前会長Le Quoc An氏は、素材から完成品までのサプライチェーンの完成、および、ブランドの構築、デザインの向上、流通の拡大による繊維部門への価値付加という2つの開発シナリオを考えている。

ベトナムはアパレル生産者の需要増加に応えるために、また、輸出促進を支援するために、今後10年間で毎年少なくとも50~60億メートルの生地を生産する必要がある。アパレル製品の出荷は今後10年で倍増すると見込まれる。

 



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最終更新:2014年05月20日

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