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ベトナム:Nha Xaシルク―伝統技術を守る村

ベトナム北部Ha Nam省Duy Tien県Moc Nam町Nha Xa村は、絹の機織りと絹布でよく知られている。

Nha Xaシルクの製品は、ハノイのVan Phuc村に次いで、多くの地域や都市で手に入れることが出来る。生産や市場の先行きにおいて、とても大きな難問に直面しているなか、村人たちは自らの伝統技術を守ろうと多大な努力をしている。

村の技術の先駆者は陳朝の有能な大将Tran Khanh Duであるという言い伝えがある。

紅河を渡る旅の途中で、彼は村人たちに川の魚を捕まえて飼う方法やクワの実の植え方やカイコの育て方や絹の織り方を教えた。そしてそれから、Nha Xa村の機織り技術は世代から世代へと伝承されていった。

村人たちは大きな変化を経験した。村全体で200もの機織り機をもち、各々の家庭では最大稼働で4〜5本の機織り機を持った。

機織りを専門とする工場も含めて、多くの大規模な工場は何十もの機織り機を持ち、高品質の製品を生産して、ハノイ、フエ、ダナン、ホーチミン市へ供給し、ラオスやタイへ輸出した。

とりわけ、村の各家庭では簡単に色あせない完璧な色を保てるように、絹の染色にあたって温度調整や色の調合のコツを独自に持っていた。

染められた布地は、伝統的な日向干しではなく、機械を使って洗い、乾燥された。

村のHoat Ha工房オーナーPhan Thi Ha女史は、近年の不安定な市場のために、周囲を含めた工房は、市場を見つけ製品を販売するのにとても大きな困難に直面していると言う。顧客の需要に合わせるために、タッサー、サテン、リネンといった高品質の難しい製品を作ることとなった。

この技術は数百の家庭に職を提供することとなり、村の発展だけでなく、Lanh Tri、Chuyen Ngoai、Hoa Mac、Dong Vanといった近隣地域にも発展をもたらした。幾度もの浮き沈みにも関わらず、製品を国内市場だけでなく海外市場にも紹介したいと常に願う村人たちによって、技術は伝承され続けている。



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最終更新:2014年05月05日

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