インドシナニュース

カンボジアの縫製工場各社、半製品を海外拠点へシフト

カンボジアの縫製工場各社は、迫り来るバイヤーの納期に合わせるべく、何百万ドルに相当する未完の衣料品注文の資材を海外工場に移送しようと最後の努力を続けている。

長引く縫製労働者ストライキに悩まされているカンボジア衣料製造協会(GMAC)では、政府への書簡で、半製品オーダーの他国への再輸出を「許可」するよう要求した。

書簡では、工場経営者への「再輸出」手続きを明確にし、助言を与えるよう経済財政省に求めている。

つまり、未裁断の生地や裁断済みの生地だけでなく、付属品や半製品及び未梱包の完成品が、周辺各国にある、バイヤーの他の製造拠点へ送られることになる。

「損失を抑えるために、バイヤーの他国の製造拠点にオーダーを移管する以外に、選択の余地はありません。」と書簡では述べられている。

カンボジア衣料製造協会(GMAC)会長Ken Loo氏は、書簡の中でこの計画は「再輸出許可の手続きを簡素化することで容易にする」ものとしている。

12月25日に最低賃金に関する大規模ストライキのために操業を停止した縫製工場数百社は、注文を完遂する方策を見つけ出すべく奮闘している。

プノンペンで3500名の従業員を抱えるInjae縫製常務Nam-Shik Kang氏は、再輸出しても赤字は必至だと述べた。

「私たちの工場は、現在、2月まで注文がいっぱいです。その大半は約300万点の裁断物となっています。私たちはインドネシアかベトナムのどちらかの拠点に送るつもりですが…私たちにとっても、受ける側にとっても、大きな災難です。」とKang氏は述べた。韓国資本の彼の工場ではウォルマートとJC Pennyに商品を供給している。

「注文の一部、たとえば、約100万点のパーツを出荷しても、私たちは約20万か30万ドルの送料を負担しなければなりませんし、それだけでは済みません。」

経済財政省の職員は、この書簡については関知しないとして、コメントを避けた。

 

 



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最終更新:2014年01月07日

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