インドシナニュース

カンボジア:警官隊がストライキ中の縫製工場労働者に発砲、4名死亡

1月3日、少なくとも3人のデモ参加者が首都プノンペンPor Sen Chey地区Canadiaコンプレックスで警察の発砲によって死亡したとプノンペン警察副署長Chuon Narin氏は確認した。

昨日からVeng Sreng通りでデモが始まり数千名の労働者が一帯を占拠していたが、警察の鎮圧部隊数百名が深夜0時過ぎにその地域に配備され、デモ参加者を暴動鎮圧部隊が抑えに入る際に、武力行使が行われた。

その一瞬前に、現場の本紙記者は、自動火器が配備されていたと確認した。

労働組合リーダーと人権活動家の報告によれば、死亡者は3名にとどまらない。

カンボジア労働組合連合会長Rong Chhun氏は、4人のストライキ参加者が射殺され、多数が負傷したという情報が入っていると述べた。

「状況は現在まだ緊迫しています。」と彼は本紙に語った。「賃上げを要求しているだけなのに、なぜ発砲するんだ?」

現場に居合わせた現地の人権団体Adhoc監視人Chan Soveth氏は、また4名のストライキ参加者が殺され、さらに10名が重傷を負ったらしいと証言した。

「デモ参加者は頭を殴られた。」とSoveth氏は付け加え、当局側はストライキ参加者を追い掛け、近くの借家まで駆け込んだらしいと述べた。

国軍警察スポークスマンKheng Tito准将は、もっと早く到達してれば、これほど被害は起こらなかったはずだと、武力行使を擁護した。

「私たちはただ任務を遂行しているだけです。治安状況が不安なので、ストライキを鎮圧しなければなりません。」と彼は言う。「ストライキが続けば、今以上に鎮圧するのが難しくなり、ややこしくなるでしょう。」

Tito准将は、この地域での労働者との衝突の際に9名の警察官が投石により負傷し、パチンコで撃たれた者もいると言い足した。

労働人権団体連帯センターのDave Welsh氏は警察の発砲を言語道断であると非難した。

「たしかに、この地域では、いろいろなことが手に負えなくなっています。」と彼が言う。「しかし、何があろうと、武力を持たないデモ参加者への武装警官隊の発砲は、政府側の不法で残虐極まりない武力行使です。」

今回のデモは、労働省の労働諮問委員会が先週設定した最低賃金に端を発した現在の全国ストライキ中に発生した。新しい月額最低賃金は95米ドルだが、これはストライキ中の組合の要求額を65ドルも下回る。今週初め、労働省は、さらに5米ドル最低賃金を引き上げていた。

 



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最終更新:2014年01月04日

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