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ベトナム:繊維製品の原材料の50%を中国に依存

安定した原材料調達は、生産工程における企業の発展のために重要な問題である。材料の安定性がないと、多くの場合、自社の生産を主体的に行えない。

輸出用や国内販売向けに生産する衣料品の輸入原材料(綿、繊維、布、ボタン、縫製糸など)は常に前年よりも価格が高くなっている。オーストラリア、インド、米国などから輸入する綿を除くと、残りの品目のほとんどは、中国から輸入されている。

中国は現在、世界の繊維産業の原料供給を制御する大きな役割を果たしている。この認識は、ホーチミン市縫製・刺繍・ニット協会が10月25日に開催した「貿易協定の更新はベトナム繊維産業に影響を与えつづける」というシンポジウムでベトナム綿糸協会(Vcosa)が示した。

ベトナム綿糸協会(Vcosa)によれば、世界的なサプライチェーンの中で、中国は、綿花供給の27%、繊維の60.42%、織布の50.6%(860億㎡に相当)、紡績量の 48%(1.2億錘に相当)を占めるに至っている。この中国の比率は、インド、バングラデシュ、パキスタンなどの他の供給国と比べても断然で、供給数量及びシェアも群を抜いている。

中央経済管理研究所(CIEM)副所長Vo Tri Thanh博士は、2012年に約10万のベトナムの中小企業が破産を宣告し、多くの企業が「死んだ」原因は中国への依存のしすぎだったとしている。「膨大な量の生産資材を輸入するのは今のベトナム経済を反映してのことですが、特に中小企業は生き残りのために、必死になって、中国製品の輸入にしがみついています。そのため、中国が輸出を停止しただけで、ベトナムの何十万もの企業は方向転換できず、瞬く間に「死んで」しまいます。競争力に乏しく、特に非常にサポート産業が弱いため、我々は生産資材のみならず最終消費財ともに、中国市場に依存しすぎています。」

 



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最終更新:2013年11月02日

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