インドシナニュース

カンボジア:リーバイス、紛争中のSL縫製工場から撤退

労働者がストライキ中であるシンガポール資本の縫製工場は8月前半以降、アメリカのデニム大手リーバイストラウス向けには、もう衣類を生産していないとブランド代表及びある工員が語った。

米国ブランド大手ギャップ向けに衣類を生産している、プノンペン市Meanchey地区のSL Garment Factoryの労働者は、食事手当と解雇された労働組合のリーダー及び工場顧問の復職を求めて、およそ2ヶ月間ストライキを行っている。

東南アジア地域のリーバイストラウス代表は、会社がいつ工場との関係を断ち切ったかを言わないが、労働組合のリーダーは、抗議開始後、すぐにリーバイストラウスの決定が出たと明かした。

リーバイストラウス社アジア・太平洋地域業務担当部長Clara So女史は、同社がもうSL縫製から衣類の調達を行っていないことを確認した。

「これは、私たちのビジネス要件を満たすためにSLとの1年間しっかり話し合ったうえでの決定です。」とSo女史はメールに記した。「他社同様、私たちも定期的にメーカーとの関係を、ビジネス原理や製造基準や購買行動規範などの多くの基準に基づいて評価しています。」

2,000人以上の労働者が、紛争の解決策を求めてフン・セン内閣に申請書を提出するために工場からStung Meanchey地区の独立記念塔の近くの首相の家に向かって行進を試みたが、労働者らは何百人もの憲兵に妨げられた。

工場側のカンボジア縫製労働者民主組合同盟(CCAWDU)の代表Ouch Noeun氏は、リーバイストラウスが約1カ月半前にSLとの関係を断ち切ったと述べた。

「リーバイス社は工場に1週間以内に労働者に解決策を見つけるよう指示しました。しかし、解決策が全くなかったので、彼らは契約を打ち切りました。」とNoeun氏は言う。

カンボジア縫製労働者民主組合同盟(CCAWDU)代表Ath Thun氏によれば、組合は、抗議が8月前半に始まって以降、リーバイストラウスだけでなく、工場で生産されている他のブランドも同様に連絡を取り合っていると言う。カンボジアの縫製労働者への約束がないだけで、労使紛争のためSLからの調達をやめるというリーバイストラウスの決定を嘆きました。

「彼らはこの件に関わりたくないんですよ。」とThun氏は言う。「リーバイスは工場経営者に話しに来て、何らかの圧力をかけるべきです。他のブランドと協力して、労働者と交渉し、本件を解決するように会社に圧力をかけてください。」

工場顧問Meas Sotha氏は、新規則を導入して工場警備に私服の軍事警察を雇うと主張し、労働者の反発を受けており、労働者が解雇して欲しいと思っているだが、彼はSLがまだリーバイストラウスを生産しているかどうかは定かでないと述べた。

プノンペン知事Pa Socheatvong氏は、月曜日に市がSLの抗議に関して労働省との会合を開き、Sotha氏の辞職を求めたと述べた。

「問題は彼(Sotha氏)に端を発しており、彼が会社を辞職すると問題が確実に解決されると思います。」とSocheatvong氏は言う。

しかしながら、Sotha氏は、日に日に管理の手を強めていると言う。

「私は総務の仕事の管理から手を引くことに同意しました。」とSotha氏は述べた。「私は会社の株主であるので、プノンペン知事と労働省には、私を解雇する権利は全くもってありません。」と彼は言い足した。

 

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最終更新:2013年10月08日

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