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ベトナム:アパレル及び履物製品原料輸入が18%増加

2013年7月のベトナムのアパレル及び履物製品原料輸入は21億米ドルで、対2012年同期比で18%増加した。各種品目の主要輸入市場は、中国、韓国、台湾、香港で、対昨年同期比5.0-24.1%増加した。

統計資料によれば、2013年7月のベトナムのアパレル及び履物製品原料輸入は21億米ドルで、対2012年同期比で18%増加した。今年年初から、これまでの輸出の増加速度からすれば、2013年第3四半期の輸入は9億5000万米ドルで、対昨年同期比22.1%増加すると見られる。

2013年6ヶ月間の中国と韓国からのアパレル及び履物製品原料輸入は、対2012年同期比で20%以上増加し、一方で、台湾と香港からの輸入は鈍っている。

具体的には、中国からのアパレル及び履物製品原料輸入は最大で、5億5980万米ドルで、対2012年6ヶ月比で24.1%増加し、全輸入金額の31.7%を占める。輸入量が多い品目のトップは、生地で、以下、原糸、ファスナー、ネーム類、縫製糸、ボタンと続く。

さらに、韓国からのアパレル及び履物製品原料輸入は、対2012年同期比で20%増加し、3億3470万米ドルである。輸入量が多い品目は、生地、原糸、ネーム類、ファスナー、ボタン、リブ、縫製糸と続く。

台湾からのアパレル及び履物製品原料輸入は、対2012年6ヶ月比で、5%増加し、2億690万米ドルに達した。輸入量の多い品目は、生地、原糸、リブ、縫製糸、ボタン、ネーム類、ファスナーと続く。

香港からのアパレル及び履物製品原料輸入については、2億690万米ドルで、対2012年同期比で、わずかに1.2%増加した。輸入品目は、生地、原糸、リブ、縫製糸、ボタン、ネーム類となっている。

この他に、イタリア、ドイツ、オーストラリア、イギリスなどの欧州市場からのアパレル及び履物製品原料輸入が、対昨年同期比でかなり伸びているのだが、金額はまだ小さい。

現状では、アパレル製品を作るために使われる原材料は毎年輸入が前年を上回っている。綿が、アメリカ、インド、ブラジルなどの市場から輸入を主力とするのに対して、原糸、生地、縫製糸、リブ、ボタンなどの付属類は、主として、中国、韓国、台湾などから輸入されている。

年初からこれまで、輸出増加の速度が増す中、ベトナムは世界のアパレル輸出国トップ5に入っているが、原材料の輸入率が高く、付加価値の比重がまだ低いことになっており、世界の原材料の価格の変動に、各企業の生産や経営は大きく影響される。

環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉過程が急がれている。そのため、協定のメリットを最大限に生かすために、各社は国産化を進め、中国、台湾など一部の市場からの原材料輸入を減らし、同時に、原材料の生産に大きく投資している。

これまで、ベトナム繊維産業は多大な努力をし、国内外の資源を活用し、紡績、織布、染色などのプロジェクト建設を進めてきたが、結果はまだまだ限定的である。この領域への投資は資金が膨大で、技術が高度なうえ、長期的な戦略を要求されるからである。2020年までの繊維工業の開発計画と2030年までのビジョンは、政府首相によって承認され、今後の開発目標は、原材料への投資誘致を促進することで、国産化の比率を上げ、戦略製品の生産は、生地や付属品の生産に集中する。政府からの援助により、繊維産業は、紡績―織布―染色の工程を組織化し、将来、資材の国内手配のニーズに応えることが可能となる。

 

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最終更新:2013年08月27日

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