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ベトナム:偽シングルズ・デイ(独身の日:11月11日)セールが再び起こる可能性

Lazadaやその他Eコマースプラットフォームによって折々開催される偽のディスカウントが、今年のシングルズ・デイセールの時期に再び発生する可能性がある。

ブラック・フライデー、クリスマス、シングルズ・デイのような大規模な販売促進シーズン中の買い物需要を引き上げるために、Eコマース企業は顧客があたかも割引価格で商品を購入出来たと思えるような企みに定期的に頼っている。

東南アジアの大手EコマースプラットフォームのLazadaは、偽の商品取引に加え、偽の割引トリックを使用し、絶えず告発されている。

2年前のブラック・フライデー(20161125)に、LazadaiPhone 7デバイスの販売において1520万ベトナムドン(660米ドル)から42%割引の宣伝をした。しかし、一部の経験豊富な消費者は、この価格は当時の市場価格よりも高く、割引はiPhone 7の導入価格の2599万ベトナムドン(1130米ドル)を指していると述べた。

実際、ディスカウントを非常に好む買い手をターゲットにしているEコマースプラットフォームによって、定期的にセール時期の収益を上げるために多くの消費者がディスカウントの罠に落とされている。

今年のEコマースプラットフォームは、昨年のシングルズ・デイの成功が再び繰り返されることを熱望していた。同年の1111日には、最大のセール販促シーズンのために3桁の収益成長を達成した。

2時間以内の注文で送料込み91%割引、送料無料で95%割引、トップ200のクレイジーディール、がEコマースプラットフォームの最大販促イベントである1111日のシングルズ・デイのスローガンである。

この割引プログラムの開始にあたり、LazadaTikiShopeeSendoは、119日から12月中旬まで約1カ月間のセールおよび割引プログラムを実施するために小売業者およびブランドと協力した。

具体的には、Lazada110万以上の販促を含む11万枚のクーポンを発行した。Tikiはラッキーラウンドの開催、電化製品販促、100億ベトナムドン(43478米ドル)相当の割引コードを配布する。

Eコマースプラットフォームは1111日の1週間前に販売プログラムを開始し、今回のキャンペーンでの顧客の消費行動を分析し、今年のキャンペーンの有効性を拡大した。

プロモーションの大部分は割引コードと魅力的な価格で提供されるが、12時間しか利用できず、顧客の迅速な意思決定を促すものである。さらに、それらのプラットフォームは、Eメールやスマートフォンの通知を利用して顧客を急かし、1日を通して財布の紐を緩めようとする。

最初は、元の価格の半額で一足の靴を購入するつもりだったのですが、割引プログラムが始まったので、結局合計6足の注文をしてしまいました」とダナン市のNhu Uyenさんはは「投資」紙に語った。

 

3桁の成長?

オンラインマーケティングプラットフォームのCriteoによると、昨年1111日、Eコマース企業の売上高は前日比238%増、サイト訪問数は78%増であったという。

この結果は、デスクトップパソコン、スマートフォン、ノートパソコンからの7100万件の取引調査に基づいており、全プラットフォームは、何百万人もの人々を惹きつけた販促開催時間午前10時から午後9時の間に最も多くのショッピング取引をした。

zing.vnは顧客の趣味や買い物行動に基づく広告がEコマースプラットフォームの収益を大幅に増やしたと言うCriteoの顧客経験戦略担当ディレクターのSilvia Slow氏の言葉を引用した。

売上高増に加えて、販促プログラムはブランドの顧客認識を向上させるのにも役立った。

昨年の成功により、Eコマース企業は今年の販促に大きな期待を寄せている。

シングルズ・デイ販売促進キャンペーンは、9年前、Alibaba Groupの設立者である中国の億万長者であるJack Ma氏によって始められた。ブラック・フライデーに加え、シングルズ・デイは世界中の消費者の大きな関心を集めている。



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最終更新:2018年11月16日16:30

米中貿易戦争、アジア諸国の中の勝者と敗者

北京とワシントンの間の貿易戦争が続いている中、他のアジア諸国は経済に影響が見られはじめている。

一部は中国の景気減速の悪影響を受けている。10月の終わりには、(各部門の経済成長を測る)PMI指数が台湾、マレーシア、タイの製造業活動で低下した。韓国でも、2年間で景況感は最低水準にまで低下した。その理由は、中国が主要な貿易相手国だからだ。

数カ月間の米国と中国の貿易戦争は、中国への米国の輸出に制裁を課し、米国もそれに応酬した。中国製品の多くの部品は近隣諸国から来ている。中国の輸出の減少は部品サプライヤーらのビジネスの減少を意味する。

最も影響を受ける国は、輸出先の50%が中国である台湾だが、シンガポールやマレーシアも少なからず影響を受けている。ラオスからの銅の輸出やカンボジアやタイでの中国人観光も影響を受ける可能性がある。

アジア太平洋地域に関する最新の報告書では、世界銀行は、中国の成長率が1%、残りの地域が0.5%低下すると見込んでいる。アジア開発銀行もまた、この地域の成長率の低下を予測している(2018年:6%、2019年:5.8%)。

しかし、一部の国は貿易戦争をうまく利用しようともしている。米国の関税を相殺すると同時に、安価な人件費を活用しようと、多くの中国企業が近隣諸国に移転しようとしている。

ベトナム、マレーシア、バングラデシュはすでに家電産業やアパレル産業における生産シフトの恩恵を受けている。カンボジアもこの流れの利益を得ることができる国である。

カンボジアの場合、製品価格が中国製と比較して安いからで、貿易戦争前でさえ、多くの中国企業は労働コスト削減のためにすでにカンボジアに移転していた。今、この流れは加速している。

実際、今年9月までのカンボジアからの米国向けの輸出は、前年同期比で27%増加した。

こうした輸出の大半は、かつては中国が独占していたが、衣類や履物製品、スーツケースやハンドバッグなどの旅行用品などである。

旅行用品に関しては、カンボジアから米国への輸出額は2016年までに年間約5000万ドルだったが、今年は上半期だけで16000万ドルに跳ね上がった。



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最終更新:2018年11月15日12:34

ベトナム:PetroVietnam、PVTexとBSRの提携に関する根拠のない申し立てを否定

PVTexの代表部隊のPetroVietnamは、Binh Son RefiningPetrochemical Co.,Ltd.およびPVTexとの間で交わされたDinh Vuポリエステル工場で生産されるPP(ポリプロピレン)プラスチックの購入契約は完全に合法であると認めた。

PetroVietnamは、彼らに対する申し立てに関して懸念を示している。これらの疑惑のいずれにも実際の詳細が含まれていないという事実にもかかわらず、PetroVietnamは、メディアを通じて現れたこれらの申し立ては完全に根拠がないことを明確にする必要があると感じている。

Dinh Vuのポリエステル工場は、20145月に商業運転を開始し、一日あたりポリエステル繊維および糸236トンの生産能力を持ち、それは設計能力の48%に相当する。しかし、売れ残り製品が積み重なっているため、工場は何度も運転を中断しなければならなかった。これは、商工省の下で莫大な損失を被った12件のプロジェクトの内の1つである。

上記の問題に対処するために、20179月、PetroVietnamPVTexは工場の運転再開をするパートナーを探し始めた。その結果、201712月、PetroVietnamおよびインドのReliance Industry Companyは、PetroVietnamと協力し工場再開を決定し、Reliance Industry Company はメンテナンス、資材供給、販売業務などを担当することとなった。

加えて、12月下旬、PVTexは引き続き工場を拡張するためのパートナーを探していた。公表された情報は規制に準拠している。

20181月、An Phat HoldingsFortrec Chemical、およびReliance Pte., Ltd. (APH complex) の合弁事業者のみが登録書類を提出し、プロジェクトへの参加が承認された。

APH合弁事業は、BSRが他企業に提示する販売条件で、少なくとも35%のPPBSRから購入するなど、多数の義務的条件を提案した。

2018724日、PVTexAn Phat Holdings JSC(APH)およびAn Son Textile Fiber JSCは、Dinh Vuポリエステル繊維工場で製造された仮撚糸(DTY)を処理する契約を締結した。

契約によると、工場は510年間、必要量のPP35%をBSRから調達する。販売価格は、BSRが顧客に請求する価格に等しい」となっており、APH合弁会社の提案と一致している。

今年の第4四半期に署名予定のPVTexおよびAn Phat Holdings間の契約は、工場全体の運転再開のための重要な部分であると言わざるを得ない。

PetroVietnamの理事会員であるDinh Van Son氏は、PVTexAPH合弁会社との事業協力について、「Dinh Vu ポリエステル工場再開パートナーのAPH合弁会社の選定は、政府の任務や非効率的なプロジェクトを解決するために任命された取締役会を経て公的に行われた」と述べた。

Son氏はまた、PetroVietnamPVTexとパートナー間の契約には一切介入しておらず、BSRPPプラスチックの使用は、工場全体の運転再開の1つの方法に過ぎない、とも述べている。



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最終更新:2018年11月13日16:52

ベトナム:中国製アパレル製品を米国へ輸出するための経由地となることへの警告

ベトナムの繊維・アパレルおよび履物産業は、米中貿易戦争からの最大受益者となることを期待している。しかしながら、ベトナムは中国製品を米国に輸出するための経由国となりえるリスクが高い。

経済学者のPham Chi Lan氏は、この貿易戦争がベトナムへの投資の流れを乱す可能性があるとコメントし、「ベトナムへの投資は増えるでしょう、しかし、同様に望まない投資も増えるでしょう」と述べた。

アパレルおよび履物産業に関しては、原材料の原産地を問題にするべきだと専門家は強調する。米国は米国に輸入される2500億米ドル相当の中国製品に関税を課している。今後は中国からの材料を使用する国に輸入制限措置を講じる可能性がある。

もしそうなれば、中国から材料を輸入しなければならないベトナムのアパレル産業にとって、これは問題になるだろう。

Lan氏は、高額税率を課されている中国企業が米国輸出向け完成品を作るためにベトナムに半完成品を持ち込んだり、彼らがベトナム企業と協力し彼らの製品にベトナム製とラベルし米国へ輸出するようなことは避けるべきだと警告する。

もしベトナムから米国への輸出量が急激に増えれば米国は材料原産地を追跡し、製品が中国からの材料で作られていれば米国は追加関税を課すだろう。

 

国内問題

ベトナム綿紡績協会のNguyen Binh An事務総長は、ベトナム企業と外資企業(FIE)による輸出の割合に大きな変化が起きていると指摘した。2000年から2005年かけてベトナム企業の輸出量は全輸出量の60%、一方、外資企業は40%だった。しかし、現在はその割合が30%と70%になり、将来的に20%と80%になるだろうと予測される。

ほとんどのアパレル輸出は、単純加工の裁断・縫製・仕上げ(CMT)製品である。外資企業は市場や労働力、労働者訓練、技術、原材料供給源などを含む様々な資源のおかげで、ベトナム企業よりもかなり大きな利点がある。

外国人投資家らは安い労働力を利用するための工場を開業するためにベトナムへ来る。

履物産業にも同様のことが起きている。2010年の同産業の成長率は15-21%だったのに対し、現在は10-12%しかない。

原材料供給源に関する問題が産業の発展を妨げている。2017年、ベトナムのアパレル企業は90億平方メートルの生地を必要としたが、国内供給元が提供できたのは40億平方メートルのみだった。

履物産業においては、ベトナムは必要とする革の75-80%、靴底の30%を主に中国やインド、台湾から輸入している。材料を作るプロジェクトは汚染を懸念する自治体に断られたために進展できていない。



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最終更新:2018年11月12日17:58

ベトナム:紳士服ブランドOwenが国内ファッション業界で飛躍的発展を遂げる

この10年間、紳士服ブランドOwenがベトナムのファッション業界において安定した隙間分野を築いている。Owenの代表者であるベトナムKowil Fashion社のPham Thi Tuyet副本部長が、設立以来、Owenがどのように力を付けて成長してきたか、どのようにベトナム人消費者から絶大な信頼を得てきたか、「投資(VIR)」紙のThanh Tungに語った。

 

Thanh TungVIR(以下VIROwenはこの10年間、波乱万丈な発展の旅を続けてきました。この10年間で最も懐かしい思い出はどれですか?

Pham Thi Tuyet(以下Tuyet:当初、私たちは経験が十分ではありませんでしたが、300億ベトナムドン(130万米ドル)の初注文を獲得しました。とても嬉しく思いましたが、契約を首尾よく履行できるかどうか、とても不安でもありました。

また、ほとんどのお店が無名な私たちの製品購入を拒否したため、最初のうちは市場での製品販売は難しいと感じました。

販売戦略の変更を決め、顧客需要により見合うよう商品デザインを標準および細身スタイルに変更しました。この決定的な変更により現在の製品に至りました。Owenは驚くべく速さで成長しています。

 

VIROwenは若い消費者にさらに目を向けるため、販売戦力を変更しようとしています。Owenはどのように最新のトレンドに追いついているのですか。

TuyetOwenには、国際基準を満たす高品質な紳士服はもちろん、お客様に最高の体験をもたらす最上の顧客対応も提供する、ベトナムにおける一流紳士服ブランドとなる展望があります。

私たちは、社内・社外両方の強さを最大化することにより能力を専門化しています。

特に、企業能力や財務能力、人的資源、パートナー開拓の取り組みなどを強化するために親会社であるPhu Thai Groupの利点を活用します。

私たちはまた、プロフェッショナルなパートナーとの協力関係を強化します。日本の最大手商社である伊藤忠商事との戦略的業務提携に重点を置き、弊社の材料・製品が共に確実に高品質を保てるようにします。

さらに私達は、お客様が本当に求めている製品を提供できるよう、どこよりも先に地元のファッション業界の実情を正確に把握し、最新ファッショントレンドに対応します。

もう1つ重要なこととして、最短時間で最高の製品を作り出すために、Owenは製造チェーンをいくつかデジタル化する予定です。今後は電子商取引の開発が私たちの主要目標の1つとなるでしょう。

また、管理能力や操業能力をさらに向上させ、優れた価値を生み出すための革新を強化するために、国内外からの優秀な人材の採用を続けます。

Owenは、連帯と調和を築きながら前へ進み、各スタッフが知識や技術、Owen本来の考え方を具体化します。

さらに、最も効果的な方法でパートナーと市場で協力し合うために、Kowil社内およびKowil社に対する私たちのビジネスモデルを完成させ続けます。

 

VIR:なぜOwenは戦略の変更を決めたのですか。新戦略が野心的過ぎだと心配になりませんか。

Tuyet:新たな活躍の場が、Owenおよびベトナムのアパレル企業に開放されています。そこには既に多くの海外ファッションブランドが存在し、すべての企業に大きなプレッシャーを与え、新たな需要を満たすか、それとも脱落するかを迫っています。

ベトナム企業がこの市場で成功したいのなら、会社の運営方法を変え、能力を向上させ、市場の需要を把握する必要があります。

今年、Owen10年目を迎えました。ファッション業界において、10年間は長い期間ではありませんが、Owenが発展してベトナムで主力ブランドの1つになるためには十分な期間でした。浮き沈みがあったにもかかわらずOwenは発展戦略の中で毅然と構えています。

繰り返しになりますが、Owenの展望は、ベトナム男性に最高に価値がある高品質の紳士服を提供する、ベトナムで一流の紳士服ブランドになることです。いつの日か、Owenがベトナム・ファッションのアイコンになることを願っています。

 

VIROwenがグローバル展開する予定はありますか。

TuyetOwenが当地で有名になることを願っています。流通における大きな利点や、特に伊藤忠商事グループといったパートナーとの巨大ネットワークを活用することで、この夢は現実となるでしょう。東南アジア市場で、伊藤忠商事商事を介して日本でも、製品を売り出す予定です。

 

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最終更新:2018年11月09日15:13

ベトナム:繊維・アパレル産業、国内供給の重要性増す

専門家によると、ベトナム繊維産業が、原材料や付属品を輸入に頼っている限り、欧州・ベトナム自由貿易協定(EVFTA)や包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)のような新世代自由貿易協定の恩恵を十分に受けることはできない。

商工省(MoIT)の報告によると、ベトナムは今年最初の9カ月間に、海外に2256000万米ドル相当の繊維・アパレル製品を輸出したという。

一方、同時期の綿花の輸入総額は30.3%増の241000万米ドル、生地購入総額は前年比13.5%増の939000万米ドルで、糸は34.6%増の178000万米ドルの見込みとなった。

商工省のTran Quoc Khanh副大臣は、繊維・アパレル産業は今年350億米ドルの高収益を得る見込みと話し、「われわれは高い輸出収益を得ていますが、原料がありません」と指摘した。

特に、EVFTACPTPPが今年末に施行され関税がゼロになると、ベトナムの繊維・アパレル製品にとって、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアで市場シェアを拡大​​するチャンスとなる。だが、この2協定は、糸と生地の原産国に関して高い要件を設定しており、それらを取り扱う際に同産業に障壁をもたらす。繊維産業というのもなかなか込み入っており、最終製品は生産できるだが、原料となると途端にできないからだ。

商工省の上級研究員であるPham Tat Thang氏は、国内の繊維企業は毎年8億メートルの生地を生産でき、総需要の約13%を占めていると話した。これは、毎年52億メートルの生地を輸入しなければならないことを意味する。

Thang氏は、国内の生地でも高品質の製品を作るに値しないと話した。実際、多くの企業は品質を保証するためにその原料の90%以上を輸入しなければならない。

ベトナム繊維協会 VITAS)のVu Duc Giang会長は、同協会が、繊維・アパレル産業への十分な供給を確保するため、外国からの投資を募っていると述べた。1月から8月にかけて、繊維・アパレル産業における外国直接投資(FDI)で20億米ドル以上を確保した。それらには、German Sudwolleが投資したダラットの5000万米ドルの羊毛紡績工場、German Amnn Groupが投資したクアンナム省1380万米ドルの縫製工場が含まれる。

国内の企業も、織物と染色に多額の投資をした。Phong Phu International株式会社では、高度な技術がジーンズやカーキの洗浄工程で使用されている。一方、Bao Minh社は最近、ナムディン省に織物工場を建設し、毎年3500万メートル以上の生地が生産可能であり、そのうち70%が先染めとなる。

Giang氏は、新たな製織会社のおかげで、繊維・アパレル産業は持続可能な発展を確実にするのに十分な原料が確保できると強調した。



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最終更新:2018年11月08日17:11

ベトナム:米中貿易戦争によりアパレル輸出が急増

産業関係者は、2日、米国の小売業者が中国との貿易紛争が深刻化する中、コスト管理を理由に製品調達を多様化したため、ベトナムの衣料品輸出が今年14.8%増の350億米ドルになるとの見通しを示した。

米国はすでに2500億米ドル相当の中国製品に関税を課しており、中国は1100億米ドル相当の米国製品に対する報復関税で応戦した。

スマートフォンに次ぐベトナムの2番目に大きい輸出品であるアパレル製品は、米国の関税の対象にはなっておらず、一部のメーカーでは、潜在的な制裁を予想し、少なくとも一部の生産を東南アジア諸国に移すことを計画している。

「特に米国からの注文が増えています」とベトナム繊維協会のVu Duc Giang会長はロイター通信に対して語った。

1日に発表された政府の声明によると、米国へのアパレル製品輸出は1月から10月まで12%増の105000万米ドル、中国向け輸出は40%増の11億米ドルとなった。

Target Expressのような米国企業向けに水着と下着を生産する請負業者であるSwimax International Joint Stock CoNgo Quang Thoa会長は、1月以降、米国からの受注が大幅に増加したと述べた。

「受注の増加は米国と中国の貿易戦争の影響です」とNgo Quang Thoa会長は述べ、米国への輸出が年末までに20%増加が予想されると付け加えた。

「一部の米国顧客はすでに、トランプ大統領が関税戦争で中国のアパレル製品を標的にしていないにもかかわらず、供給を多様化するための事業計画を戦略的に調整しています」とNgo Quang Thoa氏は述べた。

1日に発表された政府の声明によると、ベトナムには6000以上の繊維・アパレル工場があり、約300万人が雇用されている。

ベトナム繊維協会のVu Duc Giang会長は、ロイター通信に、米国と中国の貿易摩擦だけでなく、ベトナムの自由貿易協定のおかげで、この数字が増加する可能性が高いと述べた。

ベトナムは、いくつかの輸入品と輸出品の税を低減または撤廃する約12の自由貿易協定を締結した。

Giang氏によると、外国人投資家が、今年最初の8カ月間にベトナムの繊維・アパレル製品生産に20億ドルを注入した。

投資家のほとんどは日本、韓国、台湾、中国出身だったと付け加えた。

「彼らは何年もベトナムへの投資を増やしています」とGiang氏は話した。



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最終更新:2018年11月07日16:27

ベトナム:ホーチミン市で開催予定のアパレル展示会に一流ブランドが参加

ホーチミン市で1121日から24日まで開催されるベトナム国際繊維・アパレル産業展示会およびベトナム国際繊維・アパレル協会展示会にて、繊維・アパレル産業で使用される技術や機器、製品、サービスなどが展示される予定だ。

これらの展示会場には、中国、ドイツ、香港、インド、日本、韓国、マレーシア、ポルトガル、台湾、トルコ、そしてベトナムといった11の国と地域から100の一流ブランドを含む400以上の出展者が参加する。

Bao LunRichpeaceTajima、そしてZSKといった有名ブランドが最新刺繍機を、Heinz WalzEpsonGraficaSulfetが印刷機を展示する予定だ。

Beworth Silk Roadは最新の横編機を、MaikaはアパレルCADシステムを紹介する。BrotherHikariJukiYamatoといった日本のミシンブランドも展示される。

繊維・アパレル産業を発展させるための戦略から現実的な解決策に至るまで幅広い議題を扱うセミナーもいくつか開催される。

これらは、ベトナム国立貿易展示会・広告社(VINEXAD)、Yorkers貿易・マーケティングサービス社、中国広東省縫製機器商工会議所、Paper Communication Exhibition Services、そして香港アパレル機械協会によって開催される。

また、ベトナム国際履物機材産業展示会(VFM)と第8回アジア国際染料及び顔料・紡績化学品展示会(InterDye Asia 2018)も同時開催される。

VFMでは射出成形機や、履物・合成皮革・ハンドバッグ・スーツケース・靴などの編機、CAD/CAM システム、履物産業のバリューチェーンにおける幅広い選択要素となる履物材料などを展示する予定である。

VFMは、広東省靴製造機協会、VINEXADYorkers貿易・市場調査サービス社、Paper Communication Exhibition Servicesらによって開催される。

InterDye Asia 2018では、染料、中間体、有機顔料、繊維化学薬品、製造関連機材、分析・調査・検査・モニタリング・染色・印刷などの機材、グラフィックアート、紙、塗料、壁紙、そしてラッカーなどを展示する予定だ。

1つ屋根の下での4つのイベント同時開催により、最新の製造装置や技術、地元企業への関連支援システムにおける選択肢を紹介する。

ベトナムが多くの自由貿易協定(FTA)を結び、製造や労働力の面で利点があることにより、アパレル・履物産業はさらなる発展のための大きな可能性を持っている。

これらイベントは、7区にあるサイゴン展示会議場(SECC)にて開催される。



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最終更新:2018年11月06日13:34

ベトナム:米国スポーツアパレル企業、中国離れを検討

米国スポーツアパレル企業Brooks Runningは、貿易戦争による関税を回避するため、製造を中国からベトナムに移行することを検討している。

同社の最高経営責任者(CEOJim Weber氏は22日、ドナルド・トランプ大統領による中国との貿易戦争の影響により、同社のランニングシューズには関税が45%課かると話した。

「われわれは、ビジネスへの25%の関税の準備はありますが、ランニングシューズへのさらなる20%は脅威となります」と Weber氏は、CNBCのテレビ番組「Squawk Box.」で語った。

Weber氏は、ベトナムがBrooksの新たなサプライチェーンとの可能性を示唆し、移行には数百万米ドルのコストがかかると付け加えた。

Weber氏は、生産拠点の移行により、ベトナムでは関税が低いため、同社の米国内と世界における競争力の強化を確信していると話した。

移行が起こった場合、恒久化する可能性が高いとWeber氏は付け加えた。

米国と中国の貿易戦争は、先月、米政府が2000億米ドル相当の中国製品に対し新たに10%の関税を課し、今年末までに25%まで引き上げられる。

中国は600億米ドル相当の米国製品に5%と10%の関税を課し直ちに報復した。

世界中の50カ国でスポーツシューズ、アパレル、ブラ、アクセサリーを販売するBrooksは、AdidasKasper Rorsted最高経営責任者(CEO)が5月に中国からベトナムに履物製造を移行するとの発表に続きなされた。

Adidasのデータによれば、ベトナム工場の同社靴生産量は昨年、中国のメーカーの19%に対し44%で、Adidasのトップサプライヤーとして中国を追い抜いている。

これは、昨年、中国の27%に対しベトナムで靴の46%を生産したAdidasの競合他社であるNikeにも当てはまる。

ベトナムの履物輸出業者は、進行中の貿易戦争から恩恵を受けているようだ。

今年最初の9カ月間、ベトナムの靴の輸出額は1174000万米ドル相当で、前年比10.2%増加した。

ベトナムは、昨年、4400万足を輸出し、中国に次ぐ米国への二番目に大きい履物の輸出国。

昨年、ベトナムの履物輸出額は1465000万米ドル相当に達した。



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最終更新:2018年11月05日12:43

カンボジア:アパレル工場69社が新設

カンボジアのアパレル業界は、今年に入り9ヶ月の間に69の工場が新設された。

しかし、この期間中に他の32の工場が閉鎖したと工業手工芸省が報告した。

同省広報担当者Oum Sotha氏は、EUによるカンボジアの「武器以外のすべて(EBA)」優遇制度の撤回の可能性について懸念を表明せず、工場開設および閉鎖はビジネスにおいて通常のことであると述べた。

しかしながら、同氏は、工場新設の増加傾向はカンボジアへの投資の可能性を反映していると付け加えた。

「工場の数が増え続けていることは、わが国の経済が投資家に有利なことを意味します。政治的安定と外国直接投資にとって魅力的な政策を持っている限り、これを維持することができます」と述べた。

報告書によると、今年初頭から9ヶ月間で129の新工場が開設され、そのうち69工場が縫製工場であった。

またその中には、合計40の工場が閉鎖され、そのうち32工場が縫製工場であったとの報告もある。これにより、合計18645人の従業員が失業した。

「工場の閉鎖は景気変動の一部です。新設された工場もあれば、閉鎖・再開した工場もある。それはその契約や所有者の財務的な流れに応じているものです。彼らはカンボジア経済にとって問題提起してはいません」と述べた。

カンボジア商工会議所(CCC)Lim Heng副会長は、Sotha氏の発言に同調し、EBA撤回の可能性はアパレル産業の変動には影響を与えないと述べた。

「我々はまだ市場を持っており、利益も得ているため、市場の成長にとってEBAは懸念材料ではありません」と同氏は言った。

EUがカンボジアとのEBA合意を見直すにつれ、EBA撤回の可能性がカンボジアの経済成長に影響を与える可能性があるという懸念を乗り越えてしまっていた。

カンボジア労働組合連合会長のAth Thorn会長は「政府はEBA撤回(の可能性)は懸念点ではないと言っているが、政府が雇用と賃金を保障できなければ、懸念するのは私たち(労働者)です」と述べ、新工場の増加は業界の実質成長を反映してはいないと主張した。

 

「一時的な制裁」

先週、Cecilia Malmstrom欧州貿易委員会通商担当委員に宛てた書簡で、カンボジアのアパレル業者協会(GMAC)は、カンボジア経済に害を及ぼす決断をしないよう依頼した。

EBAの一時的な停止や短期的で一方的な制裁は、労働者とその家族の生活に長期的な悪影響を及ぼす可能性があります。EU等の開発パートナーを含むすべての関係者の努力によって、カンボジアが過去20年間に達成した進展は、非常に簡単に破壊される可能性があるのです」と書簡にて述べた。

同省が発表した報告によると、今年初頭8カ月間にカンボジアのアパレル産業は532000万米ドルを創出し、昨年同時期に比べて12%の増加となった。

EUは、カンボジアのアパレルおよび履物産業にとって最大の顧客である。カンボジアのアパレル産業だけで約70万人の労働者、すなわち全労働力の約7.5%を雇用している。



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最終更新:2018年11月02日20:36

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