インドシナニュース

マレーシア:2016年上半期繊維アパレル輸出が約17.5億ドルまで急伸

国際通商産業省のDatuk Ahmad Maslan副大臣は、マレーシアの繊維アパレル輸出は2016年上半期、昨年同時期の63億3000万リンギットから10%上昇した69億9000万リンギット(約17.5億米ドル)であったと発表した。

マレーシア産の高品質な繊維・アパレル製品に対する世界の需要の高まりと、米国、EU諸国、カナダをはじめとする主要輸入国の購買力の高まりがこの伸びを支えたと副大臣は述べた。

「繊維・アパレル製品への需要は2018年末までに1600億米ドル(6410億2000万リンギット)に達すると予想されています。量的には、世界の需要は2018年までに3000万トンに達し、米国やEU諸国ではアジアが主要な調達地となっています」と副大臣はセデナク工業団地のD&Y Textile (Malaysia) Sdn Bhdの製糸工場の視察ののちに報道関係者に対して述べた。

副大臣によると、国際通商産業省には970の縫製・繊維工場が登録されており、そのうち400以上の工場が既製服、80工場が糸、108工場がニット地を生産しているという。

加えて、マレーシアの繊維工場では布帛生地、繊維付属資材、ジッパーやラベルなども生産していると副大臣は説明した。

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最終更新:2016年08月22日12:02

マレーシア:繊維業界、TPPを歓迎

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への署名を前に、マレーシアの繊維メーカーは、一旦TPPが発効すれば、この業界で少なくとも30%の成長が見込める、と将来を楽観視している。

「我々は非常に楽観ムードで、経済成長はエコノミストの予想をはるかに上回ると考えています。なぜなら我々は実際の現場におり、それを肌で感じているからです。我々の稼働率は既に非常に高く、プロセスも構築してしまっているので(大量の)受注に懸念はありません。また価格も今のところ問題ありませんので、TPPに署名すればさらに業績は良くなることでしょう。」とマレーシア織物製造者協会(MTMA)のDatuk Seri Tan Thian Poh会長は述べた。

彼は、MTMAがマレーシアの交渉チームに、業界の期待値、参考情報、技術支援を提供するなど、様々なレベルでこのTPP交渉に関与してきたことを明らかにした。

「我々はTPPが繊維業界に新しい息吹をもたらしてくれると期待しています。国際戦略研究所とPricewaterhouseCoopersにより実施された費用便益分析によると、繊維・アパレル産業はTPPから最も恩恵を受ける分野となることが期待されています。」と、Tan会長はクアラルンプールでの記者会見にて、マレーシアの繊維・アパレル業界におけるTPPの潜在的な経済インパクトに関するやりとりの後にこのように述べた。

Tan会長のこのコメントは、マレーシア編物製造者協会(MKMA)のTang Chong Chin会長による、繊維産業はTPPの導入に伴い、すぐに少なくとも30%の成長を遂げる自信がある、との発言によっても裏付けられた。

「市場におけるプレーヤーの立場から、関税の撤廃と共に、原産地規則(YFR)やショート サプライリスト(域内で調達が困難な物品についての例外措置:SSL)などの条件を考慮すると、我々の業界に十分な仕事がもたらされるだろうと非常に歓迎しています。」とTang会長は述べた。

Tang会長はまた、一旦TPPが実施されればマレーシアの輸出メーカーはTPP加盟国から70~90%の関税削減を受けることを期待できる、とした。マレーシア最大の貿易相手国である米国は、関税の73.7%を減額させる予定としている。

MTMAとMKMAの両Tang会長は政府を訪問し、業界のために十分な労働力と生産能力の増強支援をしていくよう要請した。そしてMTMAとMKMAによる(TPPへの)支持は、議会がTPP合意に関する投票予定の一週間前にようやく宣言された。

通商産業省(MITI)のDatuk J. Jayasiri副局長(戦略とモニタリング担当)は、米国からの調達により、マレーシアがこれまでアクセスできなかったような巨大な市場が開放されることになる、と述べた。

彼はマレーシアの繊維企業は、(米国の)軍隊、病院や学校に制服を納入するための入札に参加することができるようになる、とした。

しかしMTMAとMKMAが徹底的にTPPを支持する一方で、マレーシアの中小企業協会は、TPPが2年後に発効すると中小企業(SME)の約30%が、TPPの規定する高い労働・環境基準に適合できず、倒産するリスクがある、とした。

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最終更新:2016年02月13日06:03

マレーシア:Prolexusが縫製事業拡大のため台湾企業と覚書を交わす

アパレル製造・小売企業であるProlexus Bhdは縫製製品生産過程のより上流に業務を拡大しようと、台湾のMen-Chuen Fibre Industry Co., Ltdと共同でベトナムに縫製工場を設立する。

Prolexus社の証券取引所への届け出によると、両社は業務拡大と相互補完を目的とした戦略的パートナーシップ実現のために2月5日に覚書(MoU)を取り交わしたという。

Men-Chuen社は台湾とベトナムに拠点を持つ織物、染色業務を行う織物生地製造業者である。

覚書によると、Prolexusは子会社Trans Pacific Textile (M) Sdn Bhdを通じて布地工場を設立する。Men-Chuenは同工場への投資に加え、Trans Pacific Texile社の株式を事前合意した数量分購入し、専門的な支援を行う。

加えて、Prolexusは同社の生産量増加計画の一環としてベトナムに縫製工場を設立し、Men-Cheunはその工場に今後合意される予定の一定額を投資する。Prolexusも同額をMen-Cheun Vietnam Co.Ltdに投資する。

Men-Chuen VietnamはMen-Chuen社の完全子会社で、ベトナムにおける織物生地生産を主に担当している。

「Prolexusはこの覚書がProlexusグループの最善の利益を実現するものと確信しています」としている。

同日のProlexusの終値は2.18リンギットで変動はなく、時価総額は2億5058万リンギットであった。

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最終更新:2016年02月12日11:56

マレーシア:TPPを見込んでProlexusがベトナムに工場設立予定

Prolexus Bhdはベトナムに縫製工場、ジョホールに織物工場を設立し縫製製品生産のより上流へと業務を拡大するため、6253万リンギットの公募増資を行う。

アパレル生産企業であるProlexusは12月11日、マレーシア証券取引所で6253万リンギットを上限に新たな50センの株式の放棄可能な権利の発行予定を発表した。価格は後日決定される。同時に、同数の新株予約権も発行される。

既存のProlexusの発行済株式2株につき1株、1予約権が与えられる形となる予定。権利基準日は後日決定、通知される。

増資分のうち2200万リンギットはベトナム工場(ただし土地取得費は内部資金から調達される予定)、3185万- 3893万リンギットは織物工場に投資される予定。

ベトナムのティエンザン省近くに建設される新工場は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)で期待されるさまざまな便益を活かす戦略の一部であると同社は発表している。

同社はまた、ベトナムが最近欧州連合との自由貿易協定についての協議を完了し、特に縫製繊維関連製品の輸出市場がさらに拡大することとなると期待されていることについても言及している。

「経営側は、新工場は2016年に建設を開始し、2017年までに完工と稼働開始、当初の生産能力は年間450万着を予定しています」とコメントしている。

縫製製品生産のより上流への多様化を目的とする5500万リンギット規模の織物工場について、Prolexusは自社生産のニット織物を、外部に発注する代わりに内部調達できるようになると説明する。

「ニット織物を自社生産することで、縫製製品製造サプライチェーンのよりよい管理が可能になります。ProlexusグループはTPPで求められるヤーンフォーワードの原産地規制に適合するようになります」と同社は説明している。

織物工場はジョホール州クルアン郡の11.2haの敷地に建設が予定されており、推定年間生産量は約1500万ヤードと見込まれている。

同工場建設予定地はProlexusグループの主力工場があるバトゥ・パハッ郡から約60キロの距離にある。

Prolexusの株価は1セン上昇し、12月11日の終値は2.67リンギットであった。

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最終更新:2015年12月24日12:00

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