インドシナニュース

ミャンマー:生活コストの上昇に伴い労働者流出が増加(後)

(前編より)

 

死傷者の増加

タイ当局からの情報を引用したVoice of Americaラジオサービスは、今年上半期、約7000人のミャンマーの不法労働者がマレーシア入国を待っている間に国境で逮捕されたと報じた。1月、ミャンマーからの移民をマレーシアへ違法入国させるためにバンで輸送していた際、タイで交通事故のため、4人が死亡、19人が負傷した。

同様の事故が5月にマレーシアで発生し、14人のミャンマー人移民が詰め込まれた小型車が激突し、3人が死亡、7人が重傷を負った。

ミャンマーの民主主義連盟によるミャンマーの2015年総選挙後、多くの移住労働者は国内の状況が改善することを期待してミャンマーに戻ったが、多くの人々はコスト上昇の問題や就業の機会が無いことから、不法就労していたマレーシアの元雇用主の元に戻り始めた、とU San Win氏は語った。

「多くの帰国者は、マレーシアで稼いだお金で事業を始めようとしましたが、それは難しいと感じました。彼らはすぐにより多くの雇用機会とより良い賃金に惹かれてマレーシアに戻りました。多くの場合、マレーシアの雇用者は経験豊富なミャンマーの労働者に仕事に戻ってきて欲しいと依頼しました」と同氏は述べた。

ヤンゴンのHlaing Tharyar郡区の不法居住者の家に住んでいるKo Naing Lin Tunさん(36)25歳の妻はマレーシアに働きに行くことを決めた。

彼らはマレーシアで合法的に就労したいと考え、代理店手数料の支払いのために彼らの両親から300万ミャンマーチャットを貸して欲しいと頼んだ。

労働者の権利団体は、50万人以上のミャンマー人移住者がマレーシアで働いており、そのほとんどが違法であると推定している。

マレーシア政府は最近、今年8月から12月にかけて、700マレーシアリンギットの罰金の支払い後、母国に帰国できるという恩赦を与えると発表した

しかし、恩赦を受けてミャンマーへ帰国する違法労働者は5年間マレーシアに戻ることは許されない。

「可能であれば、もう海外には住みたくないのです。もしミャンマーで何の問題も無いのであれば今すぐにてもミャンマーに戻りたいと思っています」と2年以上にわたりマレーシアで不法労働しているMa Su Myatさんは述べた。

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最終更新:2019年08月02日

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