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ミャンマー:Alibabaの進出によりeコマース市場に成長期待(後)

(前編より)



アセアンではなく南アジア向け

Alibabaの真の目的は、Darazの持つ他の市場も開拓することにあるという者もいる。 Darazは、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ミャンマーでビジネスを展開しており、それらの市場の総人口は46,000万人を超える。ミャンマーは、そのうち約10%の割合しかなく、パキスタンやバングラデシュ市場よりもはるかに未発達である。

「我々が察するに、Alibabaは南アジアで開発を推進しようとしていますが、パキスタンやバングラデシュなど南アジアは市場規模の大きさがまだまだ未熟です。」とC2Cや小規模なB2Cサービスに特化する国内のオンラインプラットフォームのBarLoLo.comは指摘した 。

Mandalay国際大学とShinawatra国際大学の講師であるPietro Borsano氏は、Alibabaはアセアン市場に浸透するためにLazada社に投資を重ねる可能性が高いと考えている。一方でDarazは、南アジアへの進出に利用されるのではないかとした。

「この中国ハイテク大手は、すでにアセアン諸国の政府と数多くの契約を締結しており、マレーシアとタイへの進出に大きな野望を抱いています。」と彼は述べた。

この中国企業はバンコクと緊密に協力して、タイの東部にある3つの県‐チョンブリ、ラヨーン、チャチューンサオにまたがる東部経済回廊を開発し、eコマースだけではなく、先駆的な製造、テクノロジー、技術革新の拠点にしようとしている。

「その結果、東南アジア地域全体におけるAlibabaグループの戦略としては、アセアンに軸足を置いた、マレーシアとタイでの事業が中心となっていくと私は確信しています。Alibabaグループは、すべてのアセアン市場がeコマースプラットフォーム導入の初期段階にあると考えていますが、彼らにとってミャンマー市場が発芽期に過ぎないことが容易に想像できます。

「従って私は、Alibabaが大規模なアセアン市場においてLazadaを優先的に取り扱うだろうと予測しています。」とBorsano氏は述べた。



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最終更新:2018年05月30日

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