インドシナニュース

EUの門戸開放により、ミャンマーからのアパレル輸出、急増の構え

EUが最近ミャンマー製品についてあらゆる関税や割当を撤廃して後、この黄金の国ミャンマーの輸出業者らは、加盟国28ヶ国からなるこの巨大国家グループの貿易優遇計画により、欧州市場を熱い視線でじっと見つめている。

7月19日の欧州委員会の決定により、ミャンマーは、開発途上地域にある貧しい国々により好ましい貿易制度を与えることによって発展援助するためのプログラムである、欧州連合による一般関税優遇制度(GSP)の回復を見た。後発発展途上国としてミャンマーが認められることで、「武器以外はすべて」の掛け声の元、軍需目的以外のすべての製品の輸出に関する関税と割当が完全に撤廃された。

以前、ミャンマーが一般関税優遇制度(GSP)の適用を受けていたとき、ヨーロッパ輸入会社の帳簿は、フランからリラからペセタまでありとあらゆる国々の通貨の寄せ集めだった。 16年経って今や、この単一通貨経済圏は、世界最大の市場の1つを呈している。現在、約5億人の消費者に無税で手の届く範囲にある。ミャンマーの輸出業者にとって、これほど魅力的なチャンスはこれまでになかった。

欧州連合は、1997年にミャンマーに対し、軍事政権下で国際的な労働基準と作業者保護を是認しないことに対応して一般関税優遇制度(GSP)適用を取り消した。国際労働機関(ILO)は、こうした労働問題の矯正に向けてミャンマーの新しい準文民政治が大きな成果を挙げたとし、一般関税優遇制度(GSP)は2012年6月13日から遡及して適用される。

ヨーロッパから一攫千金を狙ってミャンマーを訪問する人たちの数は鰻のぼりで、EU政府もビジネス交流を奨励している。ドイツ商工会議所は、11月にミャンマーの事務所を開設するのを計画している。フランス人は7月に、イギリスに続いて、ヤンゴンに貿易代理事務所を開設し、ビジネスを一緒にするのを目指して、フランスとミャンマーとの連絡係として機能することになる。

ミャンマーからのフランスの輸入は、今年の年初から5ヶ月で、対昨年同期比、急増した。 輸入は150万ユーロ(約200万米ドル)から2040万ユーロまでと、1,260%上昇したが、増加の大部分は完成宝石製品によるとフランス大使館経済班班長Dominique Causse氏は言う。

フランス貿易相Nicole Bricq女史は2ヶ月前にヤンゴンでの貿易代理事務所開設式に出席した。

「彼女は経済問題の責任を帯びてミャンマーを訪問した最初のフランス政府の大臣であり、ミャンマーとフランスとの関係が経済面や通商面であって、政治面ではないことを示そうとしていました。」とCausse氏は言う。「それは会社同士のビジネス関係に翻訳されなければなりません。」

国の労働人口の70%が農業分野に従事するミャンマーにとって、欧州連合への輸出免税措置は大きな恩恵と言える。

ミャンマー米穀工業連合会幹部U SoeTun氏は、EU市場への米の輸出が今年10倍に増えると予想されるとIrrawaddy誌に語ったが、この増加は2012-13年度に欧州連合に出荷された量がわずか5,000トンの非常に低いベースだったためで、今年は合計で約150万トンがミャンマーによって輸出されるだろうと指摘した。

衣料分野も、ミャンマーから欧州連合への輸出の大きな部分を占め、同様に強気である。

 

「西欧市場の開放は私たちには非常に良い機会です。我が国の製造業や雇用機会を広げることができるので。」とミャンマー衣料製造協会会長U MyintSoe氏は言う。欧州連合への衣類輸出は、今年の20%から上昇し、来年には全体の25%までを占めるだろうと予想されると言う。ミャンマーから世界への輸出額が10億ドルに達するのは時間の問題である。

 

一般関税優遇制度(GSP)の回復の決定を受けて、EU貿易代理人Karel De Gucht氏は一般関税優遇制度(GSP)がミャンマー経済にあたえた「大きな差」を声高に宣伝した。

 

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ミャンマー ジャンル:
最終更新:2013年10月10日

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