インドシナニュース

2019年03月 のニュース一覧

ミャンマー:縫製工場ストライキ、700人以上の労働者に給料、報酬を支払うことで決着

ヤンゴン地方域Hlinethaya郡区Shwelinban工業団地のKyansittha通りにあるBlue Moon Garment Factoryは、工場資産を売却した後、700人以上の従業員に給与と工場閉鎖の補償を支払うことに合意したと工場労働者は述べた。

協定は、313日午後に開催された雇用主であるPhyo Min Thein首相と労働者が率いるヤンゴン地域政府間の三者協議の後に成立した。

工場の所有者は、工場の所有物を売却した後に労働者に支払うと地方域首相の前で合意に署名した。労働者は1月と2月の給与と工場閉鎖の報酬を受け取る権利を有する。

「首相はすでに38日に工場の資産を売却した後に労働者を返済するよう指示しました。しかし雇用主は故意に延期しました。しかし今は所有者は首相の前で署名しましたた。明日の午前10時に、工場の機械は数えられるので、それから、労働者は給料と報酬を返済されるでしょう」と工場労働者のHnin Nu Waiさんは語った。

Blue Moon Garment Factory700人以上の労働者が222日から工場の前で抗議キャンプを開き、給料を要求している。所有者は228日に工場の閉鎖を発表した。

抗議労働者は、31日、8日、12日に官庁に来ることによって、ヤンゴン地方域政府に紛争調停を要求した。313日になって和解が行われた。



ミャンマー ジャンル:
最終更新:2019年03月18日13:43

ミャンマー:CMP契約での輸出高、約20億ドルに達す

ミャンマー商務省からの情報筋によると、同国のCMP輸出高は、2018 - 2019年度の101日から31日にかけて20億米ドル近くに達し、前年同期と比較して88000万米ドル増加し、輸出部門で最大の製品となっている。

「今年度31日までのCMP輸出量は、前年同期比で87800万米ドル増の193200万米ドルに達しました」と商務省のKhin Maung Lwin副次官補は述べた。

「ミャンマーは縫製代の平均10%を稼いでいます。品質によって、8%しか稼げない国や12%も稼ぐ国もあります」とミャンマー縫製企業家協会のKhine Khine Nwe書記は述べる。

ミャンマーはCMPビジネスで年間約3億ドルを稼いでいる。ミャンマー衣料企業協会によると、CMPに代わってFOBが許されるなら、同国は約30億ドルを稼ぐことになる。

ミャンマー ジャンル:
最終更新:2019年03月18日11:35

ミャンマー:欧州市場のサプライヤーである縫製工場が労働組合代表を標的にしていると非難(4)

3より)

 

獣の前のウサギ

20151月、Shwe Pyi Thar工業団地のCostec工場の従業員は、他の2つの工場、Elan MyanmarおよびFord Glory Garmentの従業員と一緒に賃金値上げのデモを行った。抗議は翌月、Elan Myanmar工場の外でデモのため集まった労働者が暴漢に襲われたときに報道された。組合の指導者たちは逮捕され、他のデモ隊はその後解雇された。

今回の弾圧により、Costec工場で最近結成された基本労働組織が消滅した。それ以来、組合は結成されていない。

本紙Frontierが工場の3人の女性労働者にインタビューした際、彼女は目に見えて怯えており、匿名としてほしい旨を主張した。彼女はほぼ3年間、いかなる組合員とも話をしなかったと述べた。

「抗議の数ヵ月後、工場はすべての組合指導者を解雇しました。その時以来、私たちは工場で組合活動をすることに怯えていました。」と23歳の労働者は言う。彼女らは、清潔な飲料水の欠如、不当な作業負荷、また監督者、中国語⇔ミャンマー語の通訳者、そしてラインリーダーからの虐待など、職場について多くの不満を抱えていた。

インタビューを受けた人のうち2人は20歳であり、彼女らは4年間以上工場に勤めていたと述べた。つまり、16歳のときから勤務している計算だ。

「毎日の目標を達成できなかったときはもちろん、また達成できたときでも不合理な理由を見つけられて、私たちは叱責されています。」と、20歳の労働者のうちの一人が述べる。「私の職責はA等級の労働者と同じです。」と彼女は述べ、工場の段階的な給与体系について言及した。

「ですが、私はC 等級の給料しかもらえておらず、公平ではありません。両親を支えるためより多くの収入を得たいのです。」

しかしながら、その3名の労働者は工場に組合がなければ無力だと述べる。彼女らは「獣の前にいるうさぎのよう」であり、経営陣に不平を言うのを恐れている。

デンマークの小売業者Bestsellerにてソーシャルサステイナビリティマネジャーを務めるMaria Lassen氏は、Costec2017年以来Bestsellerの商品を生産していたことを認めた。彼女は特定の事件についてコメントは控えたものの、中国の中間管理職とミャンマーの労働者との関係は業界の「一般的な問題」であり、同社は中国の職場リーダーを養成する外部団体と協力すると回答した。

彼女はまた、同社はCTUMを含む労働組合とも協力し「労働組合を結成(希望)する労働者が解雇されている状況を的確に回避する」とも述べた。「私たちと(ミャンマーの)労働組合にとっての課題は、合法的に登録された組合がどのように機能するか、労働者と工場所有者に周知することです。規制に従わない場合は、残念ながら労働者が解雇されます」

MGMA議長のU Myint Soe氏は、ヤンゴンの工場所有者が組合長を解雇することで組合活動を阻害していた、という非難を全面的に否定した。同氏は、休暇手当の超過、盗難、喧嘩、生産目標の未達成などの違反行為を挙げて、「(組合の指導者たち)は雇用契約に違反したため解雇されたのです。」と述べる。彼は、工場の従業員は「言い訳をする」時間を減らし、より多くの時間勤勉に働くのが得策であり、労働組合の指導者は能力の向上、特に交渉と問題解決のスキルが必要であると述べた。彼はまた外国の工場所有者も問題の一部であり、MGMAが規則について助言するため外国所有の工場の経営陣に会っていると述べている。

「縫製産業の外国人投資家として、彼らは労働法をより理解しようとする必要があります。」と彼は言った。



ミャンマー ジャンル:
最終更新:2019年03月16日12:03

ミャンマー:欧州市場のサプライヤーである縫製工場が労働組合代表を標的にしていると非難(3)

2より)

 

突然の閉鎖

Fu Yuenの労働者は少なくともまだ仕事を続けられている。

だが、Hlaing Tharyar TownshipAnawrahta工業団地にあるShyang Jhuo Yue Co Ltd靴工場の従業員はそれほど幸運ではなかった。

12月下旬に、世界的なスポーツウェア企業であるアディダスに製品供給していたその工場は、解雇された組合員を復職させるというヤンゴン地域仲裁評議会との合意を守らず、閉鎖した。CTUMは、Shyang Jhuo Yueによるこの労働者の弾圧は、2011年労働組織法に違反すると表明している。

この工場は、201871日付けで多国籍企業7社のミャンマーにおける主要サプライヤーまた請負企業となっており、またアディダスの主要サプライヤーでもあった。

昨年7月、労働組合の24歳の会計係であるMa Htay Htay Win氏が年次休暇申請を提出し、その10日後に職場に戻ったときに解雇を告げられたことをきっかけに、労働者と工場経営者の関係が悪化し始めた。

昨年1129日、ヤンゴン管区仲裁評議会はShyang Jhuo YueHtay Htay Win氏を復職させ、失業中の2ヶ月間を補償するよう命じたものの、工場側はその要求を無視している。判決後間もなく労働者らは、Shyang Jhuo YueのゼネラルマネージャーであるMico Ho氏が、工場は1210日から27日まで一時的に操業停止することを決定したと述べている。

労働者は、工場は永久閉鎖されるわけではないということが表明されていたにもかかわらず、1227日に職場に戻ると、管理者から工場の操業停止を告げられたと言う。

労働者らとCTUMは工場閉鎖が労働組合法の6つの条項に違反すると述べる。彼らはこれにはセクション37、すなわち雇用主は職場を閉鎖する決定を14日前に通知しなければならず、関連する調停機関の許可がある場合にのみ閉鎖手続を進めることができる、という条項も含まれると言う。

1月中旬には、労働者は法律を尊重したうえでの工場の再開と、経営者が登録労働組合を承認し、仲裁評議会の判決に従うよう抗議した。124日に仲裁評議会に提出された陳情において、工場労働者は操業再開するか、あるいはBagoMaekhone村にあるShyang Peng Cheng Co Ltd靴工場で働けるよう工面することを申し立てた。

CTUMいわく、Shyang Jhuo Yueと提携しているShyang Peng Chengは、アディダスの請負企業としてまた知られている。Shyang Jhuo Yueは本紙Frontierには、そのような提携の事実はないと否認している。

ミャンマーの産業労働者連盟の会長でもあるKhaing Zar Aung氏は、Shyang Jhuo Yueが引き続き労働法に違反し、操業再開せず、また労働者を復職させなければ、労働組合幹部がアディダスとの関係を強調する「国際キャンペーン」を開始すると警告した。「アディダスはミャンマーに来て、現場を視察する必要があるでしょう」と彼女は付け加える。

アディダスのスポークスマンStefan Pursche氏はFrontierに対し、同社は状況認識していると語った。「問題のサプライヤーであるShyang Jhuo Yueは、工場閉鎖と計画されていた抗議など、関連する労働組合との協議について事前に私たちに通知しています。我々の知る限りでは、経営陣は地元の労働省と前広に相談し、退職金の支払を含む法的要件の遵守を行いました」と彼は述べた。同氏は、アディダスは考えうる懸念に対処するため、労働・移民人口省の関与のもと、CTUMとの議論を継続するよう工場管理者に積極的に奨励している、と続けた。

「アディダスは、私たちの世界的なサプライチェーン全体を通して、工場における公正な労働慣行、公正な賃金、および安全な労働条件の確保に尽力しています。」とPursche氏は付け加えた。

Shyang Jhuo Yueの人事マネージャーであり、また政府文書によると同社の社外取締役の法定代理人でもあるDaw Shwe Yee Myint氏は「メディアに伝えるものがあれば、私から連絡します。」と、Frontierのインタビューを拒否した。

投資企業管理局の記録によると、Shyang Jhuo Yue Co Ltdには6人の取締役がおり、そのうち5人は台湾人、1人は日本人である。Htay Htay Win氏と同僚は、彼女の解雇は労働組合に参加しないよう、工場の従業員に警告を送る意図があったと考えている。

「私は4年以上の職務経験がありますが、(別の)仕事を見つけることができません。」とShyang Jhuo Yueの労働組合秘書を務めたKo Ye Lynn Bo氏は、1月下旬にFrontierに語った。Ye Lynn Bo氏は、Shyang Jhuo Yueの写真、住所、市民権カード番号、その他の130人を超える労働者に関する個人情報は、提携工場とその経営者が共有しているだろうと語る。

 

(4につづく)



ミャンマー ジャンル:
最終更新:2019年03月16日06:03

ミャンマー:欧州市場のサプライヤーである縫製工場が労働組合代表を標的にしていると非難(2)

1より)

 

ストライキと弾圧

工場所有者が暴漢を送ったとき、Fu Yuen縫製工場の労働者は65日間ストライキをしていた。町レベルの仲裁機関での9回の交渉では、残業料金の引き上げやアイロン部門への換気扇の導入など、10の要求について合意に達しなかった。

ストライキの発端は、この要求が出されてから一週間後に30人の組合員が解雇されたことであった。960人の労働者のほとんどが働いていたので、ストライキの間、工場は開いたままだった。

1015日の午前7時頃、ヤンゴン北部郊外のShwe Pyi Thar工業地帯の工場前に集まった約200人の労働者に向かって、ゴム製の砲弾、鉄棒や棍棒で武装した数十人の暴漢が降りてきた。ソーシャルメディアや他メディアでその一部始終が動画で共有されたように、労働者はひどく殴打され、ニュース報道によると4人が入院した。

2週間後、30以上の市民社会団体が事件への問題意識を広めるため市役所へデモを行った。事件の後、200人の労働者はヤンゴン管区の行政官庁にデモ行進を実施し、そこでヤンゴン管区のU Phyo Min Thein首相に会うことができた。

「私たちは状況をよく説明し、それが法律違反であることを強調しました」と工場労組の指導者の一人であるDaw Hla Ohnmar氏は語った。Phyo Min Thein首相は係争解決を支援することを誓約し、労働者をストライキキャンプに送り返すためのトラックを手配した。

翌日、彼は工場を交渉のため訪問し、工場所有者は30人の組合指導者を再雇用することに同意した。ついにストライキは終了となった。

労働者は工場に戻ったが、彼らは別の要求を求め続けている。所有者がそれらの要求を果たすことを拒否しただけでなく、組合員はまだ差別に直面している、と労働者は主張する。

「管理職は、非組合員が私たちとコミュニケーションをとるのを防ぐべく脅しをかけています。彼らはトイレの近くでさえ、より多くのCCTVカメラを設置しました」とFu Yuenの労働基本組織の会長であるThet Htar Swe氏は述べる。

「新しい労働者を雇うとき、管理者は彼らが労働組合のリーダーを知っているかどうか求職者に尋ねます。求職者が組合のリーダーを知っている、またはそれに関連しているならば、工場は彼らを雇いません。管理者は過去のように直接私たちを圧迫しているわけではありませんが、管理者は明らかに労働組合と非労働組合の労働者の間で分裂を起こそうとしています」と彼女は続ける。

Fu Yuen工場では、1万を超える小売店と31.5万人の従業員を擁するドイツのスーパーマーケットチェーンLidlAldiの衣服を製造しているが、どちらの会社もこの工場を主要サプライヤーとしては挙げていない。

Lidl Denmarkのコミュニケーション責任者であるMorten Vestberg氏は、201810月のFu Yuen工場での出来事は「受け入れられないもの」と述べた。事件をきっかけに、工場はSMARTミャンマープログラムへの登録を義務付けられた。

1017日から24日まで、ミャンマーのLidlのパートナーであるChicca & Distra GmBH & Co KGは解雇された組合員の復職について「徹底的に交渉した」とVestberg氏は述べる。そして同社は、組合員がFu Yuenに戻る合意に達したことを「喜んで」いた。

工場での組合員に対する最近の差別申し立てについて尋ねられたVestberg氏は、LidlはすでにSMART代表と共に工場経営者と労働組合のそれぞれの代表に会うように促したと答えた。

労働者の弾圧が報道された時点では、AldiFu Yuen工場からのバイヤーであると特定していなかった。しかし当社の調査は、労働者は子供服ブランドであるPoco Pianoを製造していることを突き止めた。Aldi Denmarkの企業責任者であるKatrine Milma氏は、事件を「非常に深刻に」受けており、状況を確認するため視察団を工場に派遣したと述べた。

「これはAldiの労働権に関する倫理基準に沿ったものではありません。私たちは、労働組合に属する従業員へのあらゆる差別を断ち切りたいと強く望んでいます。Aldiはこの事件がもたらす影響を検討しています。従業員の置かれている状態を改善するために工場を離れるのか、滞在するのかは大きな選択です。まずは出発点として、工場の労働環境の改善に取り組むこととしています。」と彼女は言った。

一方、Fu Yuenの工場長らは、組合員に対する差別はないと主張している。U Thein Swe氏は、昨年5月にFu Yuen工場のマネージャとなった。 3ヵ月後、工場の労働者の約4分の1がストライキをしたとき、彼は最初の大きな課題に直面した。組合は交渉の柔軟性が低すぎると彼は述べた。

「組合は要求したすべてが満たされることを期待していました。」と彼は言う。「経営者が雇用主と雇用者の間の妥協点を見いだそうとしても、彼らはただ反対し続けました。労働組合の設立は良いことです。歓迎します。ですが、労働組合があたかも特権を持っているように振舞ったことは望まぬことでした。」と労働組合は雇用者と雇用主の「真ん中に立つべき」という彼の意見を付け加えた。

 

(3につづく)



ミャンマー ジャンル:
最終更新:2019年03月15日12:02

ミャンマー:欧州市場のサプライヤーである縫製工場が労働組合代表を標的にしていると非難(1)

労働者や活動家は、欧州主要ブランドの供給元も含めたヤンゴンの縫製工場における組合活動の弾圧を申し立てている。

本紙Frontier12月にMa Thin Thin Aye氏と会った際、Ayeyarwady Delta出身の33歳のシングルマザーであった彼女は、将来についてあまり考えすぎないようにしていた。彼女は2人の子供と要介護の母親がおり、西ヤンゴンのHlaing Tharyar TownshipにあるInfocham縫製工場で3ヶ月前に職を失っていた。それ以来、彼女は他の4つの工場で求職したものの、いまだ面接に進めずにいた。

Thin Thin Aye氏は、ミャンマーで基本労働組織として知られている小さな労働組合の議長を務めていた。その労働組合は、ミャンマーのPou Chen Co, Ltdとの契約に基づき、スポーツウェアブランドのアディダスに供給するロゴを製造するにあたり、Infocham縫製工場の労働者によって立ち上げられた組織だ。労働者への要求がより不条理になったため、Thin Thin Aye氏と他の上級労働者は、ほとんどの中国の工場管理者とより良い条件を交渉しようとした。

「会社には機械オペレーターやシルク縫製者として雇用されていたにもかかわらず、私たちは荷物の運搬を強制されました。私たちは一般的な労働者ではありませんでした。また、職場では失礼で時には暴力的な言葉が使われていました」とThin Thin Aye氏は説明する。

Thin Thin Aye氏と同僚に対する要求範囲は、熟練作業を担う労働者に対するボーナス水準の決定から、女性・男性用のトイレの仕切り作りまで渡った。彼女らは、経営者は労働者側と真剣に交渉していないと考えていたため、昨年729日に工場の62人の労働者全員を代表すると表明し組合を結成した。911日には、Thin Thin Aye氏と他の3人の組合代表が略式解雇された。

 

欧州ブランドへの影響

労働権利活動家によれば、Thin Thin Aye氏に起こったことは珍しいことではない。労働組合活動に積極的に関わった労働者に対する嫌がらせおよび不当解雇は、履物・縫製部門では当たり前のことであるとのことだ。さらに、労働活動のため解雇された人々は、工場は雇用者が面倒だと思う労働者に関する情報を共有していると疑うくらい、他の工場で仕事を見つけるのが難しい。

しかし注目すべきは、これらの会社が労働者の組合結成権を明確に認める方針を掲げているにもかかわらず、このような慣行が依然として欧州の主要ブランドや小売業者のサプライヤーとなる工場で起こっていることだ。ブランドにはアディダスだけでなく、世界的なディスカウントスーパーマーケットチェーンのLidlAldi、および非公開企業となるデンマークのアパレル・卸売業者であるBestsellerも含まれる。

本紙Frontierによる調査は、デンマークの独立系調査ニュース組織Danwatch、およびMyanmar Nowと共同で、4つのブランドを提供するヤンゴンの6つの縫製工場で、基本労働組織の代表らに対する差別の証拠を発見した。調査ではまた、トイレの休憩時間が不適切であることや、監督者による虐待的な言葉の常用など、その他さまざまな苦情を裏付ける証拠が明らかにされた。これらの慣行の多くはブランドポリシーに違反しており、場合によってはミャンマーの法律に違反しているように思われる。

ミャンマー労働組合連盟の実行委員会メンバーであるDaw Khaing Zar Aung氏は、「工場管理者による基本労働組合の代表また労働者に対する扱いは受け入れらるものではなく、明らかに集会および結社の自由権利を侵害している。」と述べる。

本紙Frontierは、問題を起こした各ブランドに質問した。全てのブランドの回答が、サプライヤーとの会合を開くなど、申し立てを調査しまた対処するための措置を講じているとのことであった。場合によっては、サプライヤーは環境的・社会的責任の遵守に焦点を当て、ミャンマーにおける衣服の持続可能な消費と生産を支援する、SMARTミャンマープロジェクトにサプライヤーを加盟させていることに触れた。

ミャンマーの20億米ドル規模(その急激な成長はまれな経済的成功事例である)の縫製部門が、欧州市場への輸入課税や輸入割当なしのアクセス(縫製の輸出は現在この対象となっている)を見直すというEUの決定によって脅かされている中、RakhineKachinShan州における国連捜査官からの重大な人権侵害の申し立て、および労働権への懸念から、この申し立ては発生した。

222日、EUからの視察団は、Everything But Arms貿易スキームの下でミャンマーの貿易特権を無効にするか否かを決定する前に、人権と労働権の指標に関する進捗を確認するべく2回目のモニタリング視察を完了した。

ミャンマー縫製製造業者協会のデータによると、2018年には欧州が縫製輸出の47%を占めており、今年は60%に達すると予想されている。SMARTミャンマーのチームリーダーJacob Clere氏は、欧州の大手バイヤーが、労働安全衛生の向上、および未成年労働、差別、強制労働などの問題への対処により、この労働水準を引き上げるのに一役買ったと述べた。当初、一部のブランドや小売業者はサプライヤーへのサポートが不足していたものの、最近ではより関与するようになった。

「それらの企業は監査を行うだけではなく、サプライヤーの管理能力を高めようとしています。」と彼は言う。しかし、ブランド企業は工場を所有または管理していないため、サプライヤーで労働者が直面している状況は、依然として認識がかなり異なる可能性がある、と彼は付け加えた。

一方、組合問題への取り組みはより困難になっている。欧州へ輸出する工場の多くは、労働組合主義が本質的に禁止されている中国やベトナムなどの国から事業をシフトした外国人投資家によって所有および管理される。彼らのミャンマーの法律に関する知識もまた不十分である可能性が高い。労働組合主義はミャンマーにとっても新しい隆盛だ。SMART2013年に縫製工場で始まったとき、組合はほとんど存在しなかった。

「誰もがこのシステムにおける権利と責任を把握しようとしています。」とClere氏は言う。「フラストレーションとなっているのは、あまりにも多くの不条理で暴力的な係争を目にすることです。」

 

2へつづく)



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最終更新:2019年03月15日06:02

ミャンマー:縫製工場労働者、未払い給与と工場閉鎖の補償を求めて3度目の抗議

312日、ヤンゴン地方域Hlinethaya郡区Shwelinban工業団地内Kyansittha通りのBlue Moon 縫製工場の労働者らが、未払い給料及び工場閉鎖の補償の支払いを求めて、地方域首相の事務所を訪れ、労働紛争の調停を要求した。こうした陳情は3度目。

700人以上の工場労働者も31日にも事務所に来て、地方域首相の介入を求めたが、首相に会うことは許されなかった。

38日、Phyo Min Thein首相が率いる地方域政府、会社、従業員との間で3者間の話し合いが行われた。会議の中で、首相は会社に対して工場売却後に給料を支払うように指示した。しかし、労働者はまだ給料や報酬を受け取っていないため、今回3度目の抗議が行われた。

「私たちが38日に首相と最初に会ったとき、会社は何もしませんでした。首相は会社に速やかに私たちに支払うように指示しました。しかし、私たちが会社に連絡を取ると、答えは曖昧でした。工場売却後には支払います。私たちはそれがどのくらいかかるのか、12ヶ月なのか、わかりません。私たちは首相に会うために2回事務所に情報を送りました。午後5時まで、私たちは彼に会うことを許されていませんでした」と労働者1Shoon Le Le Win さんは言う。

Blue Moon Garment Factory700人以上の労働者が222日から工場の前で抗議キャンプを開き、1月分の給料支払を要求している。



ミャンマー ジャンル:
最終更新:2019年03月14日13:56

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