インドシナニュース

2018年02月 のニュース一覧

ミャンマー:縫製労働者がストライキ中止、職務に復帰

214日、200人近い縫製工場労働者がストライキを中止し職務に復帰した。工場側が労働者側の要求のいくつかの受け入れに合意したためと労働者側指導者と工場幹部はミャンマータイムズに説明した。

ヤンゴン地方Hlaing Tharyar 地区工業団地第1地区にあるOne of Front Garment Factory U Khin Si工場長は「5つの要求のうち4つを受け入れた」と説明する。

工場側は労働者を丁重に扱うこと、外国人ではなくミャンマー人の管理者を雇用すること、給与減額分を支払うこと、女性用トイレの監視カメラを外すことに合意した。

しかし、工場側は21日に解雇された労働者リーダーについては、まだ労使紛争仲裁委員会での協議が続いていることを理由に再雇用を拒否した。

工場側は、どのような裁決であれ、紛争仲裁委員会の決定には従うことを約束している。

労働者側のリーダーKo Thant Zin Htweは、彼は工場の労働組合を組織したメンバーの中に入っていただけであり、解雇には根拠がないと主張している。

しかし、U Khin Siは、解雇は彼が労働者側のリーダーであるためではなく、彼が他の労働者らにストライキへの参加を促していたためだとしている。

One of Front Garment Factory300人の労働者のうち、200人近くが21日に行われたストライキに参加し、工場の出入口を封鎖した。

「この件は地方仲裁委員会の判断に任される以上、私は静かに仕事に戻りたいと思っている。地方仲裁委員会での結果が思わしくない場合、中央仲裁委員会に訴え出ることを考えている」とKo Thant Zin Htweは話す。

「私たちには労働組合を組織する権利があるが、雇用者は工場で労働組織が結成されることを恐れている」と彼は加えた。

Ko Thant Zin Htweは、労働者らは平静に仕事に復帰したが、工場側が彼の再雇用を拒否したことへの抗議のしるしとして赤いアームバンドをしていると述べた。

労働者らは、26日にはナイフを持った男3人が現れ、ストライキ参加者を脅したと話す。彼らは工場側に雇われたのではないかと労働者らは考えている

しかし、工場側はその疑いを否定し、そのような事実はないと話している。

Hlaing Tharyar地区の警察官は、労働者らの訴えを受け、3人を逮捕、起訴したと話す。

警察官は、捜査の結果、男らは工場側とはなんの関係もなく、脅したのは一部の労働者との個人的な争いが原因であったと述べた。

中国資本のOne of Front Garment FactoryHlaing Tharyar地区でおよそ10ヶ月前から操業している。



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最終更新:2018年02月24日12:46

ミャンマー:ビジョン・ファンドが工場労働者向けのローンを発表

216日のプレスリリース によると、ビジョン・ファンド・ミャンマーはミャンマー全土で貧困農村支援に取り組むLIFTLivelihoods and Food Security Trust Fund)出資の元、繊維労働者向けのマイクロファイナンス(小規模金融)ローンの取り扱いを開始したという。

本ローンはHlaing Thar Yar町にあるZES繊維工場の160を超える労働者を対象に取り扱いが開始され、他の工場にも順次拡大されていく予定である。

繊維産業の多くの労働者が地方からヤンゴンに移住している。LIFTの移住プログラムに関する調査によると、ミャンマーでは5人に1人となるおよそ20%もの人が国内移住をしているという。地方に残した家族やコミュニティーを支えるべく、人々はより条件の良い仕事や訓練の機会を求めて地方部から都市部に移動するのである。

「勤労なこの産業に対してローンを提供することを大変嬉しく感じています。このサービスが沢山のチャンスを生み出し、教育や健康福祉へのアクセス向上を通じて、ゆくゆくは人々の暮らしが豊かになっていくことを願っています。」とビジョン・ファンド・ミャンマーの執行役Guerol Sari氏は語った。

LIFTの地方経済・民間部門パートナーシップオフィサーSandar Aung氏によると、ビジョン・ファンド・ミャンマーが繊維労働者向けに取り扱うこの新しいローンは、繊維部門で働くために地方からヤンゴンに移住した女性を中心に支援するようデザインされているという。

「新しい街に移り住み、仕事を始めるというのは決して簡単なことではありません。人々は、借金や高い金利、移住の費用、そして新たな環境への順応といった困難に直面します。金融機関へのアクセスがないことや、安全・健康に暮らし、地方に残した家族を養っていくための資産を運用するための知識が足りないといったことがそれをさらに難しくしています。」

追加の収入源、悪質な借金の返済、予期せぬ事態の補填などを目的とした金融サービスへの需要に応じてビジョン・ファンドのこの新しいローンサービスは提供を開始した。1ヶ月あたりの金利は2.5%。支給可能な平均ローン額は月給の20%、最大50万ミャンマーチャットとなる。

また、「債務借り換え」、「小規模農業技術の購入」、「農業・中小企業与信枠」と、LIFTとビジョン・ファンドが提携を結んだことによりその他3つの革新的なローン提供も開始された。

ビジョン・ファンドは女性の権力向上に力を入れており、サービスが十分に行き届いていないコミュニティーに質の高い金融サービスを提供していることで名が知られている。ワールド・ビジョンの傘下であるビジョン・ファンドのビジョンは、マイクロファイナンスへの取り組みを通じて貧しいコミュニティーに暮らす子供達の福祉を向上させることにある。ビジョン・ファンドは2015年からミャンマー国内での活動を行なっており、44の拠点で17万名以上もの顧客を抱えている。



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最終更新:2018年02月22日13:58

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