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カンボジア:GTI社の株式公開に遅れ、証券会社が再調整

引受証券会社であるプノンペン証券(PPS)は先月29日、台湾の衣料品メーカーGrand Twins International (Cambodia) PLCが12日に、カンボジア証券取引所(CSX)に上場すると発表した。

同証券会社は既に、Grand Twins International社の上場日が29日以降に延期になったことについて公表しており、延期の理由をカンボジア証券取引所への最終書類の提出が遅れたためとしていた。また提出の遅れに関しては、先ごろの連休によるものとしている。

先月9日に完了した公募発行の手続きは、応募総額が発行額を上回る結果となり、同証券会社は29日に、割り当てを受けた応募者に対して通知を発行したという。

「応募結果の公式発表は5月23日を予定しておりましたが、連休のため数日間遅れることとなりました。この連休によって、手続き全般に遅れが生じている状況です。」と通知には記されている。

Grand Twins International社が希望の上場日を変更するのは、今回で2度目。同社は今年3月、公募に関する説明会を開始したが、当初の上場希望日は5月8日だった。

カンボジア証券取引委員会(SECC)の有価証券保険管理部部長Chhun Sambath氏は、この2週間の延期について、4月のクメール正月の休暇に加え、同証券会社が海外投資家による申請書類を数多く処理しなければならなかったことなどを挙げた。

「若干遅れはしましたが、特に問題はありません。Grand Twins International社については海外からの応募者が多かったこともあり、書類の処理に時間を要しました。また新規上場については前々から遅れており、当然ながら付随する予定にも遅れが生じている状況です。」とSambath氏は話した。

一方、カンボジア証券取引委員会の職員によれば、委員会の規則ではカンボジア証券取引所に上場する企業は6カ月以内に手続きを完了させなければならないが、日程の変更については、罰金等を課すことはないとしている。

Grand Twins International社による公開株は800万で、1株当たりは2.41ドル。全額引き受けとなった場合、同社は1億9200万ドル以上の利益を上げる見込みとなる。流動性が高くなれば、プノンペン郊外に1000万ドルで工場を新設し事業を拡張する計画。同社は台湾の衣料品メーカーで、主にアディダスやリーボックなどのスポーツウエアを製造している。

カンボジア証券取引所は2012年に開設されたばかり。同年上場した国有企業のプノンペン水道公社に続き、Grand Twins International社は、同証券取引所に上場する2社目の企業となる。

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最終更新:2014年06月05日06:00

カンボジアの低価格繊維産業の行方--続けられるのは誰のため?

ほとんどのカンボジア人はギャップやウォルマートについて聞いたことがない。カンボジア人にとってそれらは、自国で生産された何百万もの衣料品の上に縫い付けられているただのラベルである。しかしそれらはどのようなラベルか。カンボジアの衣類輸出は昨年55億米ドルに達し、国のGDPの約3分の1に値した。その20億米ドル近くは米国の大手デパートに行き着いた。カンボジアの繊維産業は、穢れ無き労働源として好評を得ているが、実態は、なけなしの賃金、強制労働、差別、妊娠中の女性や労働組合の指導者に対する暴力といった問題だらけだ。

不十分な食事や睡眠不足が原因で勤務中に意識を失う労働者や、40度を超える暑さの中で強制される14時間労働を逃れたいとする人々や、妊娠しているという理由で雇用者によって仕事を打ち切られた女性や、現状変革のため労働組合を結成しようとしたせいで、拘束されたり、暴行を加えられたり、銃撃されたりする労働者たちを見かけない日はない。

米国の小売業者はこうしたことを熟知している。実際には、それ故にカンボジアにいるのだと言ってもいいのかもしれない。

カンボジアの最低賃金は月100米ドルで、世界で最も低い国のうちの一つとされている。特に、ほとんどすべてのカンボジア縫製労働者が養うべき子供と高齢の親を抱えているのを考えると、それはなけなしの賃金である。

おそらくもっと衝撃的なのは、この100ドルという賃金は、ごく最近、血を流し犠牲を払った結果だということである。昨年だけでも、少なくとも5人が賃金の引き上げを求める縫製工場での抗議中に銃弾に倒れた。ある16歳の少年は、胸に見えた銃創のようなものから血を流し地面に横たわっているのを目撃されたのを最後に、依然として行方不明である。おそらく彼は6人目の死亡者だ。

犠牲者のうち3人はウォルマートの縫製労働者だった。

 

Hoeun Chanさんらは生き残った。しかし彼はギャップの仕入先工場で起きた抗議中に撃たれ、現在腰から下が麻痺している。Chanさんは「私は今死ぬよりつらい生活を送っています。」と言う。数え切れないほど多くの人たちが拳で殴られ、足蹴りされ、警棒や電気シールドやパチンコなどで残忍な扱いを受けた。その中には、妊婦も多数いた。生まれてくる子供の姿を見ることなく、流産した女性もいる。

なけなしの給料にすぎないが、月給を100ドルまでに引き上げることができたのは、労働者たちの凄まじい決意と膨大な犠牲があったからである。生活賃金の推定値は月額395米ドルという水準であるにもかかわらず、カンボジア政府独自の調査では、労働者が基本的に必要とするのは月額157米ドルから177米ドルであると結論付けられている。フルタイムの労働者らには必要な金額が確実に支払われるようにしなければならない法的責任があるにもかかわらず、米国の小売業者の仕入先は汚職や暴力や基本的自由の制限のほうを選び、積極的にこうしたシステムに関わっている。

となると、カンボジア縫製労働者はこの先どうなるのだろう?今の方向で進んでいけば、暴力と搾取はますますエスカレートする一方だろう。米国であろうがカンボジアであろうが、低価格の衣料品という代物は不平等の賜物である。問題は、我々皆がいつまで世界中で底辺への競争を続けるかだ。16歳のKhem Saphath君やHoeun Chanさんのようなカンボジア人には、この贅沢はない。

 

著者Tola Moeun氏: プノンペンに拠点を置くNGO共同体法教育センター (CLEC)労働プログラム代表

 

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最終更新:2014年05月24日13:03

カンボジアの縫製工場労働者、ボーナスに甘んじてストライキ中止

数千人に及ぶカンボジアの縫製工場労働者が、利益を上げながらも問題多き縫製分野で、今後ストライキに参加しないことを条件に50ドルのボーナスを要求していたが、ストライキを終えて仕事に戻ったと、昨日労働組合のリーダーが述べた。

ベトナム国境近くの工場30社で働く約2万人の労働者は、ストライキに悩まされていた2つの工場が最近のストライキに参加していない従業員に報酬を出したことに因んで、ボーナスを要求し二週間前にストライキに突入した。

「ほとんどの労働者は仕事を再開しており、3工場の労働者だけが今もストライキを行なっています。」と労働者運動共同連合代表Pav Sina氏は語った。

工場側は50ドルのボーナスを支払うことに同意していないが、ストライキに対し「解決策を見つける」と言い労働者を安心させたと、彼は述べた。

工場が位置する2つの経済特区を持つバベット市東部の警察署長は、労働者が職場に復帰したことを確認した。

カンボジア縫製業者協会(GMAC)は、工場がストライキに出ない労働者に支払うと約束したことについて、繰り返し否定している。

ウェブサイト上でカンボジア縫製業者協会(GMAC)は、どれほど会社に費用がかかっているかや、国際的なブランド服を作っているかどうかは明らかにしていないが、ストライキは工場での生産を停止させていると述べた。

現地労働法に従い、会社側はストライキによる労働損失日数分の賃金およびその他の給付を支払わないだろうと、カンボジア縫製業者協会(GMAC)は述べた。しかし組合員はそれが新しいストライキの引き金となるかもしれないと警告した。

約65万人もの労働者が、貧しい東南アジア諸国のための重要な外国所得源である、カンボジアの数十億ドル規模の衣料産業を根底から支えている。

縫製労働者はより賃金引上げへの労働ストライキの最前線に立ってきており、カンボジア当局によるいくつかの弾圧にも直面してきた。

1月上旬、繊維工場の労働者に抗議し警察が発砲した際、少なくとも4人の民間人が死亡した。彼らはGap、Nike、H&Mなどのブランド服を作る工員で、月160ドルの最低賃金を要求していた。弾圧の際に逮捕された23人が、彼らの釈放に対する国際的要請があったにもかかわらず、先月裁判にかけられた。裁判所は5月6日に裁判を延期した。

被告人らのほとんどは保釈されず数ヶ月間拘禁されているが、有罪判決を受けた場合、刑務所で最高5年の実刑を言い渡されるかもしれないと、人権団体は言う。

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最終更新:2014年05月13日06:00

1月-2月のカンボジアの繊維輸出、5.81%の成長

本年度の最初の2カ月でカンボジアからの繊維製品の輸出は、昨年同期の3億5433万ドルの輸出と比べ5.81%成長して、3億7493万USドルに達した、とカンボジア衣料製造協会(GMAC)のデータは示した。

データによると、2014年1月から2月まで、カンボジアは、1億5983万ドル相当の繊維製品を米国に輸出、次いで、EUへ6393万ドル、カナダへ4910万ドル、日本へ3195万ドル、および他の市場へ7012万ドルとなっている。

近年、カンボジアの繊維製品輸出は順調に成長している。2001年の繊維製品輸出の収益は、わずか11億5600万ドルだが、2005年には21億9000万ドル、2010年には30億800万ドル、2011年には40億4700万ドルまで成長した。

カンボジア衣料製造協会(GMAC)のデータによれば、昨年、カンボジアの繊維製品は、2012年の44億4500万ドルの輸出に対して、11.71%増の49億6600万ドルとなった。データには履物の輸出金額は含まれない。

2014年2月、新しい賃金体系が採用され、月当たりの最低賃金は5ドルの健康手当を含む100ドルとされ、カンボジアのアパレル縫製工場で実施されている。

繊維分野はカンボジアの輸出全体の約80%を占め、同国の一番の外貨獲得産業となっている。繊維産業に従事する人は30万人以上で、90%以上が女性である。

 

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最終更新:2014年05月08日09:10

カンボジア:アパレル縫製会社の株式上場、盛り上がらず

昨日(4月21日)、カンボジアの株式仲介業者はGrand Twins International’s(GTI)の新規株式公募価格が投資家には期待はずれな水準であるのを認めた。

縫製産業が不安定で、信頼感に欠けること、市場で換金性がないことなどから、投資家たちはこの台湾メーカーの保有する800万株の買い付けに前向きでないと言われている。

新規株式公開(IPO)を行う仲介業者の1社Sonatra 証券のSorn Sokna氏は「これまでわずか4社しか5月29日に予定されているGTI社の株式上場名簿内でSonatra社に関心を持っていません。」という。

「現地人も外国人も新規株式公開(IPO)に興味を持っている人は少数です。」と昨日、彼は話した。

「理由ははっきりとはわからないのですが」としたうえで、「他の会社もあまり興味を持っているわけではないという情報を得ています。」

GTI社は2012年のプノンペン上水道公社(PPWSA)の際の熱狂ぶりとは全く異なる。

国営会社であるプノンペン上水道公社(PPWSA)は依然としてカンボジア株式取引所(CSX)に上場している唯一の会社である。公開されれば、GTI社は証券取引所に上場する2番めの会社で、かつ、最初の民間会社ということになる。

GTI社公認仲介業者でもあるAcleda証券の最高経営責任者Svay Hay氏は、プノンペン上水道公社(PPWSA)の時に比較して、GTI社の公開は投資家にとってそれほど魅力的なものではないと言う。

「興味をもつ投資家は金額に興味を持つのであって、GTI社の株式上場はカンボジア株式取引所(CSX)にとって喜ばしい兆候であるということです。」と彼は言う。

複合企業Royalグループが出資しているSBI Royal Scurities社のオペレーションマネージャーであるBorin Phan氏もHay氏と同じ心配をしている。

「プノンペン上水道公社(PPWSA)は国営企業なので、信頼性が高いのです。」とPhan氏は言う。

「今回は民間企業で縫製会社です。政治状況や今年初めのストライキによって、多くの現地の人々は安定しない縫製産業に不安を感じています。

2013年中頃に始まった国政選挙や、その後の政治の行き詰まり、さらには1月の繊維産業でのストライキといった政治的な動乱のために、カンボジア株式取引所(CSX)の取引は著しく低下してしまっています。

だからこそ、GTI社の新規株式公開(IPO)をサポートするために、繊維産業の安定化が必要なのです。」と話した。

プノンペンの投資会社であるLeopard Capital社最高経営責任者Douglas Clayton氏は株式上場のタイミングに疑問を呈している。

「この先の賃金上昇が不確かな状況で、縫製会社が株式公開するのはいいタイミングとは言えません。」と昨日メールで述べた。

「願わくは、カンボジア株式取引所(CSX)が出資を望む銀行、通信会社、ホテルグループから資金を調達できれば。」

GTI社代表Stanley Shen氏は動じる事なく答えた。Por Sen Chey地区にあって5,600人の雇用者を抱え、AdidasやReebokといった大手スポーツメーカーの衣料品に関わっている縫製工場は、最近の賃金紛争の影響を受けていないとShen氏は言う。

「GTI社ではストライキは起こったことがありませんし、我々の賃金は最低賃金よりはるかに高く、労働者の多くは給与に満足しています。」とShen氏は述べた。

しかしながら、その一方で、「GTI社はもっと多くの投資を奨励するように株式上場を促進するべきだったのに。」と言った。

事実、新しい新規株式公開(IPO)の引受会社である、Phnom Penh証券(PPS)の代表者は、GTI社への興味の不足を軽視して、最初のブックビルディングのプロセスは、台湾、中国、日本といった海外の国々の機関投資家から相当の関心を引きつけたと述べている。

「最近、台湾や中国では、上場している繊維会社の株は顕著に伸びています。」と名前を伏せた上で話してくれたが、GTI社の上場株式価格は$2.40から$2.50になると予測されているという。

「GTI社の上場は非常にうまくいくと私たちは信じています。」とPPS社の代表者は話し、2013年のGTI社の3300万ドルにのぼる収益こそが、アパレル工場がいい形で上場しているという証拠であるという。

しかしながら、換金性がなく、上場後の株の売り買いができないため、市場でいらだちが起きていることは認めざるをえない。

GTI社の上場日程は、株式上場価格を決定する最終ブックビルディングの結果に関するカンボジア証券委員会(SECC)からの承認を待つために、3週間後退することをPPS社は4月11日に発表した。

現在、投資家たちは4月24日の結果の発表を待っている。その後、5月2日から5月9日まで公募が行われる。最終的な上場日は当初の目標だった5月8日から3週間後の5月29日とされている。

カンボジア証券委員会(SECC))株式保険監督部部長Chhun Sambath氏は、4月23日に行われる次回の委員会にて監督官がGTI社のブックビルディング書類を検討すると話している。

「実質的には、なんら遅れはありません。4月8日にブックビルディングの書類と条件を提出しています。その後すぐにクメール正月に入ります。このプロセスは簡単に承認できるものではありません。」と述べている。

 

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最終更新:2014年05月03日09:28

「あなたが買って着ている服の上にカンボジア人縫製工たちはばたばたと倒れているのです。」

今年度になって初めて、プーマとアディダスの100人以上の縫製作業員がたった1日のうちに気絶する事件が起こった。

異様な光景だった。100名以上の工場の工員が霊にとりつかれたかのように一斉に意識を失ったのだ。

しかし、アメリカの商業施設の仕入先として大きな役割を果たしているカンボジアの縫製工場において、集団失神はもはや珍しい現象ではない。そこでは気味悪いほどありふれた光景となっている。この不可思議な現象は、政府が調査し、活動家がキャンペーンを行い、H&Mのような世界的なファッション帝国が工場の状況を捜査すると誓ったにも関わらず解決されていない。

ロイター通信によると、直近の集団失神事件は、プーマやアディダスといった大手ブランドにスポーツウェアを生産販売している会社で今月起きた。カンボジアの他のケースと同様に、一人の工員の発作を皮切りに、最終的に100人以上が工場の床に倒れることになった。

同社は当局に協力して状況を事細かに調査し、失神者達は医療処置を受けたと報道機関に語った。

これが2014年度の最初の大きな失神事件である。だが、これで最後とはならないだろう。政府の統計では、2011年以来毎年1500~2000人のカンボジア人工場労働者がおよそ100人以上の規模で失神している。労働者は大体の場合短期入院で回復する。

この現象は無視されている訳ではない。国際労働機関はこの失神事件の原因を探ってきた。ヨーロッパの労働権利活動家たちはH&M、Levi’s、Gapのショールームの床に倒れこんで抗議活動を行った。また、カンボジア政府は失神の予防法―基本的にはよく食べよく寝るよう意識する事―を教えるために工場に職員を派遣した。

しかしながら、集団失神事件の正確な原因はわからないままである。

これまで挙げられてきた要因には貧しい食生活や、熱気、長時間労働、換気不足、有毒ガスの他、工場経営者らが好んで言うのだが、前の晩、工員らがどんちゃん騒ぎをしたためだというのもある。

カンボジアに拠点を置く非営利組織「共同法律教育センター(CLEC)」の科学的調査では、主な原因として栄養失調を挙げた。ざっと見て3分の1のカンボジア縫製工員(主に女性)が、「医学的に栄養失調」と定義される1日1600カロリー程度の栄養しか取らないで作業に来ていると調査は示している。

Cambodia Daily紙による詳細な調査結果は、18世紀のイギリスから1970年代のマレーシアで起こった過剰労働工員らの間で、栄養不良により表面化した集団ヒステリーだという結論に傾いている。ある心理学者が新聞に語ったところによると、カンボジアでの集団失神はより良い条件を得るための「無意識下の交渉」の可能性がある。

「私は最初に頭痛を感じ、呼吸が困難になり・・・その後、何も見えなくなり倒れました。」と、何度も失神を経験している縫製工員のRornさんは、Better Factories Cambodiaプログラムのインタビューを受けた際に語った。失神した翌日彼女は、「また再び倒れるかもしれないと思うと、怖くてどうしたらいいのかわからなくなりました。他の工員の口から体調が悪いと聞いただけで、再び意識を失いました。」と言った。

この現象は路上での騒然とした抗議の対象となっている。月給を現行の約100ドルから160ドルに上げろと、賃上げを声高に叫ぶ労働者らは、1月、政府治安部隊の装甲車両やAK-47に武力で抑えつけられ、その際、5名が亡くなった。

活動家であり野党国家議員選出のMu Sochua女史は、この抗議を、カンボジア製アパレルを買う西洋人買物客への目覚まし時計だと呼んだ。

「あなたがたが買って着ている服の上に、労働者たちは気絶し倒れているのです。」とMu Sochua女史は抗議の場でGlobalPost紙に話した。

「あなたがたは何十億も稼ぐ世界企業を支持したいっていうのですか?我々労働者には基本的な健康手当もあたえてくれないのに。」と彼女は言った。「きちんとした服も買えないから、見窄らしいし、子供を学校にも行かせられないっていうのに。」

アメリカの商店街で「カンボジア製」のタグが付いた服を見つけることは日増しに容易になっている。国際労働機関はアパレル縫製を称して、年間輸出額が50億米ドルで、GDPの35%を占める国の「最大産業部門」だと言う。

カンボジアは東南アジアの最貧国の一つで、20世紀には数十年に渡る戦争に苦しめられた国家である。

ベトナム戦争の間、カンボジアはベトコンの隠れ家となり、アメリカの爆撃機がカンボジアに落とした爆弾の数は第二次世界大戦時の連合軍が落とした数を上回っていた。この悪夢がクメール・ルージュを生み出すことになり、残忍な政権は暴力によってカンボジアを共産主義のユートピアに変えようとしたというわけである。

こうした破壊行為がカンボジアを深い貧困の中に落としやった。この十年間でやっと国は安定して産業を発展させられるようになり、H&MやGap、アーバンアウトフィッターズ、ナイキといったファッションブランドの注目を集めている。これらの企業のスニーカーやブラウス、パーカーは大体が欧米のアパレル企業と契約した、中国や韓国の企業の所有する工場で縫製されている。

集団失神現象や流血の抗議活動は、国内で急成長し今や40万人の労働者を抱えるアパレル縫製部門に混乱を招いている。抗議活動は、労働者が要求する月給160米ドルを確保できるまで継続すると見られている。労働組合は今月末に集会の復活を計画している。

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最終更新:2014年04月16日06:00

操業停止の影響を受けながらも、カンボジア繊維製品の輸出拡大中

カンボジアの最大の外貨獲得源である繊維産業は、不法に行われた激しいストライキにより、最近、生産が一時的に停止していたが、2014年年初2ヶ月の輸出高は6.5%増加したと報じられた。

3月19日、商務省は、2014年1-2月で、カンボジアの衣料品及び靴製品の輸出高は、9億9100万米ドルにのぼり、昨年同月の9億3000万米ドルより6.5%増加したと発表した。

製品のほとんどが、欧米諸国や、日本、中国、韓国などのアジア諸国に輸出されている。

カンボジアの繊維産業は、900の工場で働く600万人の労働者からなり、この国の輸出の約80%を占めている。

12月末から1月初めまでの2週間、賃上げを要求した違法な抗議活動により、全生産が停止されていた。

カンボジア衣料製造協会のオペレーションマネージャーLy Tek Heng氏は、今年初めの違法ストライキによる操業停止のため、輸出の伸び率はまだ低い、と述べた。

「政府が、違法なストライキに対して厳しい措置をとれば、将来的にこの産業は、さらなる成長をとげるだろう。」とも主張している。

先週、8つの野党系労働組合連合が、労働者の最低賃金レベルの160米ドルまでの引上げと、1月初めの激しい抗議行動により逮捕された21人の拘留者の釈放を求めて、4月17日から22日まで自宅待機のストライキを実施すると発表した。

労働者運動共同連合代表Pav Sina氏は、この8つの労働組合には10万人以上の労働者の組合員がいると述べている。

現在、縫製産業労働者の最低賃金は100米ドルである。

3月12日、労働大臣Ith Samheng氏は、少数の労働組合が違法なストライキを実施した場合、政府は繊維産業の安全を確保するため、厳しい法的処置をとることになるだろう、と警告した。

 

 

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最終更新:2014年04月01日06:00

縫製会社Grand Twins社、5月8日カンボジア証券取引所に上場

米国のスポーツ・ブランド向けOEM生産メーカーGrand Twins International(カンボジア)社は、木曜日、クメール正月明けに正式にカンボジア証券取引所(CSX)に上場すると発表した。上場すると、民間企業で初、証券取引所では2番目の上場会社となる。

5月8日の上場の際に、同社では、新規株式公開(IPO)として800万株を価格7,400リエル(約1.85米ドル)から1万4000リエル(約3.50米ドル)で売り出す計画をしていると木曜日、Sofitelホテルで行われたセレモニーの際にGrand Twins幹部社員が計画を概説した。

「Grand Twinsは、カンボジアで公開される最初の民間企業です。私はIPOへの支持を得て、Grand Twinsが、投資を利用して、より大きく、より強くなるだけではなく、社内の経営や遵法精神を改善し、すべての投資家のために利益を上げられると確信しています。」とGrand Twins最高経営責任者(CEO)Liao Chung Te氏は200人以上の地元のビジネスマンの前で語った。

カンボジア証券取引所(CSX)の現在唯一の上場会社は国営のプノンペン水道供給公社で、証券取引所が開設された2012年4月に、同社は取引を開始した。

木曜日にGrand Twins社によって提示されたレポートによると、同社では、今年の予想売上3000万ドルが2015年までに12.5%上がり、4000万米ドルに達すると予想している。また、レポートでは、Grand Twins社の2012年に売上2500万米ドルに対して利益が870万米ドル達したと明らかにした。

しかし、Grand Twins社は上場までに、ブック・ビルディングの過程を経なければならず、新規株式公開(IPO)の価格決定に向け入札が開始される。

プノンペン証券のウェブサイトでは、Grand Twins社は、月曜日にこの過程を始めて、3月28日にそれを終わらせ、結果は4月3日に発表されると発表されている。

その次のブック・ビルディングは4月21日から4月25日に予定されている。

Grand Twins社は米国のスポーツ・ブランド、アディダスとリーボックに向け衣料品をOEM生産している。

カンボジア証券取引所(CSX)最高経営責任者(CEO)Hong Sok Hour氏は、木曜日にカンボジア証券取引所(CSX)に上場を計画している会社が他にもあると式典のレポーターに述べたが、会社名を出すのも、それが民間会社か国営会社かについても明らかにするのを控えた。

「上場に向け手続きを進めている会社が2-3社ありますが、どこが準備出来ているのか知りません。」と彼は言った。

カンボジア証券取引所(CSX)のウェブサイトではカンボジア証券取引委員会に手続き申請をしてから上場まで少なくとも1年の期間がかかるとしている。

昨年、Grand Twins社以外では、シアヌークビル港湾公社とテレコムカンボジアなどの国営企業が、カンボジア証券取引所(CSX)への上場に関心を示した。

 

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最終更新:2014年03月17日21:04

カンボジア:アパレル縫製会社Grand Twins、新規株式公開目前

アメリカのスポーツ・ブランド向けアパレル生産会社Grand Twins International (Cambodia) Plc.は、公式の公開期日はまだ明らかになっていないものの、カンボジア証券取引所(CSX)に上場するための最終ステップ、株式公開(IPO)価格決定のための入札が開始された。

公開されれば、Grand Twinsは、2012年に開いたカンボジア証券取引所(CSX)で2番目の上場会社となる。最初の新規株式公開(IPO)会社はプノンペン水道供給公社であった。

「この過程は、17日から2週間で、3月28日に終了します。公開の正確な期日はまだ明らかになっていません。」とカンボジア証券取引所(CSX)市場操作副部長Lamun Soleil氏は月曜日に発表した。

Soleil氏は、このブック・ビルディングが終了した後に、プノンペン証券がデータを集めて、株式価格を決定すると述べた。

「IPO価格の入札と決定後2週間で、投資家が引受をするプロセスがあり、そして、その2週間後が公開日となりうるのです。」と彼は述べた。

プノンペン証券のウェブサイトの発表では、Grand Twinsは最少引受単位1000口、1.85~3.5ドルの間の値幅を求めていると述べている。また、ブック・ビルディングの結果は4月3日に発表されるとも述べている。

Soleil氏は、Grand Twinsにつづいて、数社が上場すると述べた。

「もっと多くの会社にもっと早く上場してほしいと思います。もう2年近くになりますので、現在では、多くの会社が上場条件を準備できています。みんな順番を待っているのです。」と彼は言う。

Grand Twinsのウェブサイトでは、同社は1997年に設立され、アディダス、リーボック、ソロモンなどの米国のスポーツ・ブランドの向けのアパレル製品を生産しているという。

カンボジア衣料製造協会のウェブサイトは、Grand TwinsがプノンペンのChoam Chao地区に位置していて、同社のオーナーは英領ヴァージン諸島出身だと述べている。

Grand Twinsの連絡窓口として記載された電話番号へ電話してみたが、担当のPhuong Vuthy氏は出なかった。

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最終更新:2014年03月12日12:31

カンボジア:縫製工場労働者が残業拒否

労働組合と縫製工場各社は全国的な来月に計画されている労働ストライキの第1段階として、月曜日から始まった残業拒否の規模に関して、異なる見解を発表している。

労働組合幹部は100~200の工場で工員が残業を拒否していると見積もる一方で、カンボジア衣料製造協会(GMAC)はストライキで影響を受けているのは国の400以上の工場のうち「ごく、ごく僅か」であるとしている。

「ほとんどの工場が通常の残業を行っています。」とカンボジア衣料製造協会(GMAC)会長Ken Loo氏は言う。「組合員が大部分の工場だけが影響を受けます。もちろん、小さなところでは、あちらこちらいくつもありますが。」

「しかし、ほとんどの工場は影響を受けません。」とLoo氏は言い足す。「私たちがずっと言ってきたことがわかってきたのでしょう。ごく少数の労働者がストライキをしたがっているだけで、大部分は働きたいのです。」

しかしながら、カンボジアの最大の独立組合代表Ath Thorn氏は、カンボジアの輸出アパレル縫製工場の約25%では、労働者が8時間勤務後に帰宅していると言う。

「約100社の工場の労働者は残業を拒否しています。」とThorn氏は言い、国道1号線、4号線、5号線、6号線沿いの工場や、1月3日にストライキ参加中の5人の縫製工員が憲兵隊によって射殺されたVeng Sreng通りの工場を例に挙げた。

カンボジア・アパレル労働者民主組合連合会長Thorn氏は、残業拒否している18の組合と協会は、最低賃金を1カ月あたり160ドルまで上げるため、残業を拒否しストライキを計画していることについて労働者に知らせるビラを配布していると述べた。

「まだ私たちのメッセージを受け取っていない工場がいくつかあるので、この情報を広め続けています。」と彼は述べた。

労働者運動集合組合委員長Pav Sina氏は、最大200の工場が残業拒否で影響を受けていると見ている。

カンボジアの労働法では、48時間の週の勤務時間以外に12時間の時間外勤務を加えて合計60時間の勤務が認められているが、縫製工場の労働者はきまってこれより長い時間を拘束されると国際労働機関(ILO)Better Factories Cambodiaプログラム技術顧問Jill Tucker女史は言う。

「週60時間というのは…最長勤務時間とされていますが、実際には平均勤務時間でしょう。」とTucker女史は言い、アパレル生産国では週60時間労働が普通であると付け加えた。

米国拠点の労働組織「連帯センター」カンボジア担当Dave Welsh氏は、衣料分野の労働者は生活賃金を稼ぐために残業せざるを得ないと述べた。

「問題は、労働者が残業代をきちんと支払われていないということではありません。」とWelsh氏は言う。「契約のしくみが曖昧で、保障されている賃金が日々の生活に十分でないために埋め合わせに途轍もなく長時間働かざるを得ないということが問題なのです。」

月曜日のPur Senchey地区のCanadia工業団地の外では、労働者は残業拒否に対する態度について話し合っていた。Phaという名の40歳の労働者は、残業を拒否したと言う。通常、毎月彼女は100米ドルの基本給以外に、追加の収入として残業代が約30米ドルになる。

「私たちは長年働いてきましたが、何も残っていません。」と彼女は言う。「だから、給料支払いの引き上げを要求するためにストライキをする必要があります。」

I Apparel Ltd.の労働者である20歳のSrey Maoは、工場の労働者約500人が皆、残業拒否運動に参加していると言う。

「21人の囚人釈放を政府に要求して、私の工場の従業員は誰も残業していません。」と彼女は言った。

「給料の引き上げのために残業代を犠牲にしなければならないだけなので、残業代がなくなることについては心配していません。」

しかしながら、Noble Apparel工場に勤める30歳のChan Thyは、組合の指図に従わないようにという経営者側の呼びかけに応じて、残業すると決めたと言う。

「工員がストライキに参加するなら工場は閉鎖することになる、組合のビラは混乱を煽っているだけなので信じないようにと会社は言うのです。」と彼女。

「私たちがストライキに参加すると、ストライキ中、だれがお金を払ってくれるのでしょうか?」 とThyは尋ねた。

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最終更新:2014年02月26日13:14

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