インドシナニュース

カンボジア:カンダル州の縫製工場が健康保険を求めてストライキ

カンダル州のPrestige工場の縫製工員ら数百人が13日、労働条件の改善を求めて、プノンペンの労働省に押しかけた。

前の週に、Prestigeが社会保険を提供し、緊急休暇を許可し、従業員に平等に支払うことに同意を求めて、労働者らはストライキをしていた。

労働運動共同組合連合会長のPav Sina氏は、同社はまだ解決策を提示していないため、労働者は省に出向いたと述べた。

「大臣に介入して労働者のための解決策を見つけてもらいたいです。労働者は、労働法に記載されている事項の執行を要求しています」とSina氏は述べた。

Sina氏はまた、カンボジアの経済連合会長Sreng Narith氏を大臣顧問として反生産的であると非難した。

Sreang Narith氏は会社(Prestige社)を助けるために彼の力を使い、それ故にこのケースで、問題解決に大臣が介入しなかったのです」とSina氏は述べた。

Narith氏はSina氏の主張を否定する声明を発表した。

会社オーナーは彼を労働者との交渉を助けることができる友人であると考えていると彼は述べた。

「私は会社のオーナーの友人としてそこに行きました。彼は私に助けを求めたのです。会ってみて、会社と労働者は14の要求のうち9つで合意に達しました」とNarith氏は言う。

Pav Sina氏が私を攻撃した理由はよくわかりません。彼は会議を退席しましたから」と彼は言った。

別のニュースでは、カンボジア衣料品製造業者協会は、労働法を破る人たちに対して訴訟を起こすよう政府に要請した。

この声明は、現在労働法、具体的には政令443条に規定されているように、企業が給付を怠っていることを争っているSeduno Investment Cambo FashionおよびW&Dの工場からの何千人もの労働者から出された。

労働省によると、工場は6ヶ月に1回、年金を労働者に支払わなければならず、その工場も雇用契約の締結時に退職金を支払わなければならない。

「この実施に関して、GMACは政府が工場の生産安定性を最大限に確保することを要求する。法律の実施がきちんと行われるために、なされるいかなる要求も、様々な違法行為、特に違法ストライキおよびデモンストレーションから離れて、法的手続きに従ってなされるものとすべきである」と声明では述べたられている。



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最終更新:2019年01月07日17:27

カンボジア:製造業を後押しする電力代補助金

カンボジアの今後の電力コストの削減は、輸出依存国であるカンボジアの製造および運営コストを下げる可能性が高く、潜在的により多くの外国投資を引き付ける一方で、ビジネス界を後押しすると、カンボジアの最高幹部は述べた。

同削減は、2019年以降の電力コストを引き下げるため、5000万米ドルのパッケージの電力代の助成金を支給するという政府の計画によって可能になった。

1217()、フンセン首相は、Lower Sesan II水力発電プロジェクトの立ち上げにて、電力コストを引き下げるという政府の決定を承認した。

「電力価格が大幅に下がりベトナムと同等の料金になれば、カンボジアは現在、織物のほぼ全てを輸入に依存しているため、地元の織物工場への投資を促進にも繋がります」と、カンボジア繊維業協会(GMAC)副事務局長Kaing Monika氏は述べ、織物工場はアパレル工場よりもはるかに多くの電力を消費する、と加えた。

アクレダ銀行の頭取兼グループ代表取締役のIn Channy氏は「電気代が安くなれば、価格競争の可能性が高くなります。このニュースは全てのカンボジア人にとって、そしてカンボジアで仕事をする人々にとって新年の祝福となります」と述べた。

電力コストの削減は、時間とコストを削減しながら物理的な支店やオフィスの使用を最小限に抑える戦略である「デジタル銀行」を展開するため、貸し手にも役立ちます、とChanny氏は加えた。

政府は海外直接投資を引き付ける際の「最重要」問題の1つである電気料金を削減するという「強い意志」を称賛されるべきであるが、カンボジアの発電機が小型であるため、関税を大幅に引き下げるのは政府にとって非常に難しい、と経済学者でカンボジア総合研究所のエコノミスト兼最高責任者である鈴木博氏は述べた。

関税を劇的に引き下げるためには350500メガワットの電力を生み出すことができるはるかに大きな施設の導入が必要になるだろう、と同氏は加えた。

鈴木氏は、経済協力開発機構(OECD)からの政府開発援助(ODA)融資がここで役に立つかもしれない、と示唆した。日本のODAの円借款の利子率は年間0.01%である。

計画では、プノンペンでは、産業部門の電気料金が2019年に595リエル、2020年には592リエルに引き下げられる予定である。現在、電気料金はプノンペンで676リエル、地方で672リエルとなっている。行政利用者にとって、関税はプノンペンでは676リエル、そして地方では672リエルから2019年には640リエルに下がるだろう。

1か月あたり1-10キロワット時の間に消費している世帯は1 kWhあたり480リエルから2019年には380リエルへ値下がるだろう。毎月11-15 kWhを消費している世帯は、現在の610リエルから1 kWhあたり480リエルに値下がることになる。毎月51-200kWhを使用する世帯は現在の770リエルと比較して2019年には720リエル、2020年には610リエルに値下がり、毎月200kWh以上を使用する世帯は今までの毎月720リエルと比較して2019年および2020年には610リエルに値下がるという。

1219日のカンボジア人民党大会で、政府のスポークスマンPhay Siphan氏は、党首のフンセン首相が新しいより安い電気料金の導入のために迅速に動くよう求めた、と述べた。

カンボジア繊維業協会のMonika氏は、政府はより多くの補助金を検討すべきだと述べた。 「これにはカンボジア電力公社のコストが掛かるでしょうが、政府はこれをビジネスや業界が繁栄したときに、より多くの雇用とより多くの税金という形でより高い収益をもたらす投資と見なすことができます」と述べた。

 

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最終更新:2018年12月26日12:25

カンボジア:アパレル労働者、H&Mに公正な賃金の支払いを訴える(後)

(前編より)

 

言い訳無用

カンボジアのアパレル業界は近年改正されてきており、1か月の最低賃金は、2012年の61米ドルから来年には182米ドルに上昇する予定である。しかし、労働者人権同盟センターによるアパレル労働者41名を対象に実施した調査によると、平均賃金は最低よりもはるかに高いものの、労働者は依然として時給1米ドル以下の収入で、その日暮らしを続けている。

慈善団体代表のMoeun Tola氏は、大手ブランドが言い訳を止め、労働者の給与を引き上げるよう求めた。

H&Mが実際に適正な賃金を支払うことを望むのなら、直接サプライヤーに出向き、合意を結ぶことができるのです」と同氏は述べ、これは競合他社の追随を促す可能性もあります、と付け加えた。

しかし、H&MEthical Trading Initiativeによる戦略の見直しでは、工場レベルにおける労働者の交渉力の向上、より透明性の高い賃金構造、より良い購買実践がなければ、それは完全には有効ではないことが明らかになった。

米国の非営利団体である労働者の権利を促進する連帯センターのカンボジア代表William Conklin氏は、H&Mは「何もしていない」と他のブランドよりも高い評価を得ている中、今や「流行仕掛人」になる可能性があると述べた。

「(H&M)工場労働者が他の工場よりも給料が高いのは何故でしょうか? H&Mは安定的な労働力供給を保っているからです。それは彼らが前進していないことへの言い訳ではありません」とConklin氏は語った。

カンボジアの組合グループが2019年から225米ドルの最低賃金を要求している中、擁護団体のアジア最低賃金同盟は、カンボジアで公平な生活賃金を月480米ドルと示している。

H&Mはこれらの数字を拒否することができ、それでも良いですが、それに反論できる数字と行動が必要です」とTola氏は述べ、カンボジアで働く労働者の多くがセイフティーネットを持っていないことを指摘した。

「アパレル労働者にとって、家族の誰かが事故または重病を患えば、給与が全てなくなってしまうのです。彼らは非常に脆弱な立場にあるのです。次は何が起こると思いますか?」と付け加えた。



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最終更新:2018年12月20日12:01

カンボジア:アパレル労働者、H&Mに公正な賃金の支払いを訴える(前)

健康不安、虐待、労働搾取に蝕まれた業界で、Yim Srey Neangさんと彼女の同僚は比較的安定した安全な縫製工場の仕事を喜ばしく感じている。

彼らはカンボジアの首都プノンペンの郊外に位置するファッション業界大手のH&Mに衣料品を供給する4000人の労働者を抱える工場労働者を代表して雇用主を高く評価した。

しかし、会話がいわゆる「公平な生活賃金」に変わると、口調が重くなった。一部の工場労働者は、食糧、住む場所、教育、保健医療などの生活必需品リストを手放し、不満を並べ立てた。

Srey Neangさんは、71カ国に4800以上の店舗数を誇る世界第2位のファッション小売業、H&Mが主催する工場のツアーで「それ(賃金)は公正ではない」と語った。

「私たちの給料では貯金することができません。生きていくたけで精一杯です」

国連国際労働機関(ILO)によると、H&Mを供給する工場で働いている工場労働者は世界中で160万人にのぼり、少なくとも6000万人を雇用しているファッション業界の1つであり、Srey Neangさんは、そのうちの一人である。

安価な労働力(主に若い女性)を雇用している業界において、公正な生活賃金の概念は、労働者の事故や緊急事態によって家族までもが経済的危機に陥る可能性がある目先の給料に依存した生活を超えることを目指している。

2013年、H&Mは、バングラデシュの7階建て商業ビルのRana Plazaの崩壊により1130人の労働者が死亡し、繊維産業の劣悪な労働環境が世界的な関心を集めてから7カ月後に、サプライチェーンの改革を宣言した。

消費者や活動家は同社に行動を要求したが、2017年には約18億米ドルの税引き後利益を報告したH&Mは、5年間経った今でも同社製品を生産する労働者により大きなシェアを確保するための仕組みに取り組んでいる。

H&Mのグローバル生産責任者のDavid Savman氏は、世界中の工場で賃金が上昇している中、公正な生活賃金を受給している工場労働者数はほぼ「ゼロ」に留まっており、「労働者組合と製造業者が合意するまでは、公平な生活賃金が何であるかわからない」と、工場訪問中にトムソン・ロイター財団に語った。

一部の参加者は、それぞれのブランドが自らのサプライチェーンの中で焦点を絞って賃金を上げるための直接行動をとるよう求めているが、Savman氏はそうしたアプローチは持続不可能だと述べた。

「我々は、公正さがバラバラになった変化など生み出したくはないのです。業界全体の基準を引き上げるための枠組み、つまり我々が引きあげた後でも市場に残る枠組みを見たいのです」と同氏は述べ、H&Mは労働者と雇用者の代表が賃金に関して交渉する団体交渉を見ることを望んだと加えた。

 

新しい潮流

何十年も議論されてきた問題に取り組むというH&M2013年の誓いは、賃金構造を見直し、労働者により多くの報酬を与える5年間計画を掲げた繊維産業において初めてのことであった。

先週プノンペンで開催された「公平な生活賃金サミット」(5年間継続中)にてH&Mは、より多くの収入を得る方法を教育した労働者、および代表者を選出できる従業員数が目標を上回ったと報告した。

米国の非営利団体であるThe Microfinance Organizationは、H&Mの第2の供給源市場であるバングラデシュの180人の工場員を調査し、スウェーデンの巨大サプライチェーンの労働者が他の工場労働者よりも多くの収入を得ていることを明らかにした。

これらの労働者は、毎月8米ドルを食費に費やし、負債の負担が少なくなり、より良い健康状態になったと報告している。しかし、調査によると、H&Mのサプライチェーンの多くのスタッフは、平均時給49セントというバングラデシュの労働法に違反する時間給で従事しており、労働組合員は「全体を見回してもほぼ存在しない」という。

H&Mは、この調査は全般的に、労使交渉の場において政府の影響を受けずに工場の上司と直接対峙し、低賃金を保つことに異論がない労働者を求めている、と述べている。

Savmanは、工場の上司達は当然これを恐れており、そのため、H&Mは工場オーナーとの購入交渉から賃金を取り除き、発生した変動を補うことで賃金に制限を付けることを約束した、と述べた。「彼らを労働コストから切り離し、交渉の場に自信をもって来られるようにしたい」と彼は語った。

 

(後編につづく)



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最終更新:2018年12月20日11:17

カンボジア:労働者の福祉、改善中

国際労働機関(ILO)の報告書によると、カンボジアは衣料品および工場労働者の福祉において着実な進歩を続けているが、健康および衛生安全上の問題は依然として懸念されている。

ILOのカンボジア工場改善プログラム(BFC)は、昨年51日から今年630日までの間、カンボジアの464の工場の労働条件を評価した。

特記すべき改善された領域は児童労働で、20135月から20144月までの間、現在の報告期間で74件から10件まで著しく減少していることが報告されている。また、同報告により、未成年の労働者たちは時折仕事を得るために身分証明書を偽装していると言われている。

10件の児童労働すべてが15歳未満の未成年労働者であることが確認されており、そのすべてが女

児であった」

カンボジア縫製業協会 (GMAC)/ BFC救済プログラムによって4件が早期に受け入れられ、職業訓練センターに配置された」との報告がある。

しかし、カンボジアの一部の両親は児童労働を奨励しており、収入が必要なために、学校を退学した未成年の子供たちを工場で働かせている。彼らの両親は子供の身分証明書を実年齢より上に改ざんする。

児童労働者を雇ったと非難された工場もまた、彼らは偽の書類を与えられた犠牲者であると訴えている。

匿名のアパレル工場のマネージャーは次のように述べている。

児童労働者の一部は見た目では未成年に見えません。我々は検査が入った時に初めて真実を知るのです。だから我々も犠牲者なのです。現実的にも、児童労働者を雇うために法律を侵害する必要がある程、労働者は不足していません」と述べた。

労働者と人権プログラム(CENTRAL)コーディネーターのKhun Tharo氏は、児童労働の削減が積極的であった中、他にも報告されていない多くの事例があり、カンボジアの産業間で児童労働が蔓延している可能性があるとの見解を示した。

衣類や履物(製造業)は女性の労働力が集中しており、過半数が農村地域の貧困層に暮らしています」と述べた。

私は報告書に驚きません。報告されていない児童労働件数が実際よりもっとあると確信しています。工場管理者は、労働・職業訓練省、国際労働機関、またはブランドの立ち入り検査が入る時に情報を隠すのです」と彼は語った。

報告書に改善の余地があると指摘された分野は、労働者の健康および安全であった。同調査によると、調査対象工場の93%(433社)は十分な照明を所持しておらず、85%に適切な医療設備が無い」と指摘した。

ほとんどの工場に保健室がありますが、多くは勤務時間中では勤務中の看護師や医師がいないか、ベッド数が足りないか、必要な薬がないという結果でした」と指摘した。

Tharo氏によると、健康と安全性も懸念されており、極度の暑さ、不十分な換気、低賃金による栄養失調の結果として、カンボジアの工場での労働者の失踪に関する報告をCENTRALにて定期的に報告を受けていた、と述べた。

これらの懸念にもかかわらず、調査によると、カンボジアの工場における21の重大な問題に関する違反件数は、2014年の811件から現在の報告期間の631件に減少し、公表されたすべての問題に準拠した工場の割合は32%から41%に増えている。



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最終更新:2018年12月10日14:46

カンボジア:Acleda社 - GMACのアパレル労働者給与システム取引

1119日のカンボジア縫製業協会(GMAC)Acleda Bank Plcとの契約取引は、衣料品、靴、旅行バッグ工場労働者の給与支払サービスを全国に展開し、個々の給与口座へのリスクフリー電子振替を可能にする。

この契約により、労働者はスマートフォンアプリ"Acleda Unity Toan Chet”24時間いつでも自分のオンラインアカウントにアクセス出来る。

また、顧客は営業時間内であれば、いつでもどこからでも、ATMAcleda Bankの支店やオフィスで銀行取引を行うことができるとAcleda Bankの社長兼グループ・マネージング・ディレクターのIn Channy氏は述べた。

アプリを介して、労働者はAcleda Toan Chet取り扱い店舗にて表示されたQRコードを使用して、送金、電気代、水道代、携帯電話料金の支払い、残高の確認、支払いを行うことができる。

Acledaには全国に16000以上のパートナーがおり、無料アプリを介して取引している。

「両社間で契約が成立したばかりにもかかわらず、Acleda Bankは既に銀行口座開設やアプリへの接続など、銀行のコアサービスの利用のため、全国の250以上の工場と74千人の労働者と提携している。

GMACやその他工場の多数のアパレル労働者を弊社サービス利用への対応は全くもって難しいことではありません。弊社3つの主要インフラである260の支店と全国のオフィス、500台以上のATMがあるからです」と彼は付け加えた。

同氏によると、現時点で同銀行には約71万人のアプリユーザーがおり、今後5年間に500万人にユーザー数を増やす予定である。

GMAC会長のVan Sou Ieng氏によると、Acleda社との契約は従業員に選択肢を与えることが出来る一方、工場所有者に迅速で安全で便利な給与処理を提供出来る。

同氏は、同契約は工場所有者や労働者にAcledaとの提携や銀行口座開設を義務付けるのではなく、労働者の現金管理のためにサービスを利用することで労働者の時間と費用を節約できる、と述べた。

「法律では、すべての工場所有者は201911日から毎月2回賃金を支払うことになっているため、それらの工場はAcledaのようなパートナーの迅速かつ信頼できる優れたサービスが必要である。

Acledaは、同社金融商品、優れたガバナンスの手続きに最高の技術を採用することで著名であり、世界中で敬意を受けています。したがって、この取引はGMACが私たちの労働者に奉仕するのに役立つでしょう。我々はまた、GMACのメンバー全員がその優れた特典を享受するためにAcledaのサービスを全面的に使用するよう促します」と付け加えた。

Sou Ieng氏によると、国家社会保障基金NSSF)の公式発表されている労働者数は78万人だが、更なる2030%の労働者はパートタイム労働者であり、記録されていないという。同氏は、衣服、靴、旅行用バッグ工場に雇用されている実際の労働者数は90万人と考えている。

これが正しい数字であれば、工場所有者は毎月の給与計算で2億米ドルを処理しなければならないことを意味すると彼はいう。



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最終更新:2018年11月28日10:33

カンボジア:EBA協定撤回、開発プロジェクトに影響はないとEU大使

在カンボジアEU大使George Edgar氏によると、欧州連合(EU)が資金提供するカンボジアの開発プロジェクトは、「武器以外すべて(EBA)協定の撤回による影響は受けないという。

Edgar氏は先週、スヴァイリエン州とプレイベン州の様々な開発プロジェクト拠点を訪問中、記者団に対し、EBAが提供する優遇措置の撤回はカンボジア内で進行中のEU資金支援開発プロジェクトを変更しないと述べた。

これは実際には2つの別々の問題です。ここ数日間に訪問した拠点はカンボジア-EU協力プログラムに関するものであり、王立政府との合意に基づく特定の予算の下に置かれています。我々がこれらのプログラムを通じてしてきたことは、誰もが目にしたくなるカンボジアの長期的な発展を支えていると考えています」と同氏は述べた。

Cecilia Malmstrom EU貿易委員会委員は、105日の声明でEUがカンボジアにEBA協定撤回手続きを開始したことを伝えた。これには6ヶ月かかる可能性がある。これはカンボジアの民主的および人権的問題に解決が見られないため行われる。

Edgar氏は、EBA制度は人権と労働権の保護を条件とする貿易と輸出活動のみを扱うと強調した。

EBAの取り決めは、具体的にはカンボジアや欧州連合(EU)とのEBA協定を締結している他の国々との貿易と輸出に関連しています。この制度は、多くの人権と労働権に関連する条件の対象となっています」と述べた。

現時点で議論されている問題は、カンボジアがそれらの条件に合致しているかどうかであり、そうでない場合には、条件に合致するために何ができるかが問題です。現時点では、我々が関与しているプログラムは継続しており、今後彼らが継続しない理由は考えられません」と加えた。

政府の広報担当者であるPhay Siphan氏は、大使の発言は両国間の協力が依然として強いことを示していると述べた。

大使の声明は、協力関係が継続およびカンボジアとEUの相互利益が尊重されることを意味しています。不徳な政治家たちは我々を脅迫する手段としてEBAを使用していますが、開発協力には影響しない事は見えています」と述べた。

EUが関税を引き上げたとしても、我々は依然として最貧国の経済を維持しているため、少ししか引き上げはしないでしょう...。輸出関税が今後増加する可能性はあるものの、カンボジアとEUの協力関係は強いのですと彼は言った。

Siphan氏は、カンボジアの貧困削減におけるEBA制度の役割を強調した。

我々の経済成長はEUの貢献に依存しているため、協力関係をどのように拡大するかについて現在も議論しています。我々は過去10年間に築いた相互利益を壊したくはありません」と述べた。

EBAはカンボジアのEU向け輸出の75%を占める繊維業界の雇用創出と成長に貢献している。

欧州圏はカンボジアのアパレル輸出の46%を占めるトップ・バイヤーであり、米国(24)、日本(16)、カナダ(9)がそれに続く。

政府の数字によると、EBA協定撤回によって昨年の輸出収入に基づくと67600万米ドルの税金が発生する見込みである。

カンボジア協力委員会のSoeung Saroeun代表は、EBA制度の解約が開発プロジェクトに影響を与えないと言うEdgar氏に同意したが、同制度の撤回は農民やアパレル労働者に害をおよぼす可能性があるという。

基本的にEBAは、EU支援開発プロジェクトに影響を与えるものではありませんが、アパレル産業労働者や農家に影響を与える可能性がはあります」と同氏は述べた。



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最終更新:2018年11月22日09:36

カンボジア:アパレル工場69社が新設

カンボジアのアパレル業界は、今年に入り9ヶ月の間に69の工場が新設された。

しかし、この期間中に他の32の工場が閉鎖したと工業手工芸省が報告した。

同省広報担当者Oum Sotha氏は、EUによるカンボジアの「武器以外のすべて(EBA)」優遇制度の撤回の可能性について懸念を表明せず、工場開設および閉鎖はビジネスにおいて通常のことであると述べた。

しかしながら、同氏は、工場新設の増加傾向はカンボジアへの投資の可能性を反映していると付け加えた。

「工場の数が増え続けていることは、わが国の経済が投資家に有利なことを意味します。政治的安定と外国直接投資にとって魅力的な政策を持っている限り、これを維持することができます」と述べた。

報告書によると、今年初頭から9ヶ月間で129の新工場が開設され、そのうち69工場が縫製工場であった。

またその中には、合計40の工場が閉鎖され、そのうち32工場が縫製工場であったとの報告もある。これにより、合計18645人の従業員が失業した。

「工場の閉鎖は景気変動の一部です。新設された工場もあれば、閉鎖・再開した工場もある。それはその契約や所有者の財務的な流れに応じているものです。彼らはカンボジア経済にとって問題提起してはいません」と述べた。

カンボジア商工会議所(CCC)Lim Heng副会長は、Sotha氏の発言に同調し、EBA撤回の可能性はアパレル産業の変動には影響を与えないと述べた。

「我々はまだ市場を持っており、利益も得ているため、市場の成長にとってEBAは懸念材料ではありません」と同氏は言った。

EUがカンボジアとのEBA合意を見直すにつれ、EBA撤回の可能性がカンボジアの経済成長に影響を与える可能性があるという懸念を乗り越えてしまっていた。

カンボジア労働組合連合会長のAth Thorn会長は「政府はEBA撤回(の可能性)は懸念点ではないと言っているが、政府が雇用と賃金を保障できなければ、懸念するのは私たち(労働者)です」と述べ、新工場の増加は業界の実質成長を反映してはいないと主張した。

 

「一時的な制裁」

先週、Cecilia Malmstrom欧州貿易委員会通商担当委員に宛てた書簡で、カンボジアのアパレル業者協会(GMAC)は、カンボジア経済に害を及ぼす決断をしないよう依頼した。

EBAの一時的な停止や短期的で一方的な制裁は、労働者とその家族の生活に長期的な悪影響を及ぼす可能性があります。EU等の開発パートナーを含むすべての関係者の努力によって、カンボジアが過去20年間に達成した進展は、非常に簡単に破壊される可能性があるのです」と書簡にて述べた。

同省が発表した報告によると、今年初頭8カ月間にカンボジアのアパレル産業は532000万米ドルを創出し、昨年同時期に比べて12%の増加となった。

EUは、カンボジアのアパレルおよび履物産業にとって最大の顧客である。カンボジアのアパレル産業だけで約70万人の労働者、すなわち全労働力の約7.5%を雇用している。



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最終更新:2018年11月02日20:36

カンボジア:アパレル輸出、好調続く

カンボジア縫製業協会(GMAC)は23日、アパレル製品と履物製品の輸出が、今年の残りの期間、国際的なバイヤーからの先行受注により引き続き好調に推移するとの見通しを発表した。

GMAC Kaing Monika副会長は、アパレルメーカーは、10月から12月の注文をすでに8月と9月に受注しているため、この期間は強い輸出成長が見込まれると話した。

その結果、今年下半期の輸出量は、上半期の輸出量と同程度に増加する見通し。

だが、欧州連合(EU)諸国への輸出に関する武器以外のすべての産品に対する無税・無枠措置(EBA)貿易政策の喪失への可能性は、国際的なバイヤーに心理的影響を与えると予想され、この現象は来年に起こる可能性があるとKaing Monik氏は話した。

 

バイヤーの心情

8万人のアパレル労働者の代表であるカンボジア縫製業民主労働組合連盟(CCAWDU)のAth Thon会長は23日、EBAが中断されるかどうかの憶測は、バイヤーの心情に悪影響を及ぼす可能性があると述べた。

Ath Thon氏は、契約延期を躊躇したり再検討するなど、マイナスのニュースが来年の注文を減らす可能性があるとの見解を示した。

「一部のバイヤーは、不必要なリスクを回避するため、以前と同じように大量の注文をしたり、長期的な購入契約をカンボジアのメーカーと結ぶことをあえてしないかもしれません」とAth Thon氏は述べた。

National Bank of CambodiaNBC)の7月の半期報告書によると、今年上半期のアパレル製品と履物製品の輸出額は、前年同期比11%増の40億米ドルとなった。

カンボジアの工場はGap Inc、スウェーデンのファッションブランドHM HennesMauritz AB、スポーツブランドNikePumaAdidasなど国際的なブランドに製品を供給している。

カンボジアのアパレル製品と履物製品の主な市場は米国とEU



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最終更新:2018年11月02日15:54

カンボジア:アパレル労働者がEUの貿易脅威を恐れる中、生産者は楽観的

カンボジアに対する貿易圧力を強める欧州連合(EU)の決定は約70万人を雇用している経済の柱であるアパレル産業組合に警鐘を鳴らしたが、主要メーカーグループは、リスクが現実化するには何ヶ月もかかるだろうと語った。

カンボジア最大の輸出市場であるEUは、今月、東南アジア諸国が民主主義から離れる動きに対して懲罰的に対応して、世界最大の貿易圏への特別なアクセスを失うと警告した。

一部の西側諸国は、7月のフン・セン首相の選挙での勝利を批判し、同氏の当選は周辺の者による脅迫運動および最高裁判所によって解散された信頼できる野党の欠如のため、欠陥があると批判した。

カンボジアの国内総生産(GDP)の約40%を占めるアパレル製品品輸出や、砂糖などの産業を荒廃させる可能性がある。

「欧州市場は重要な市場です。しかし工場が閉鎖すれば難しいでしょう」と、カンボジアアパレル労働者民主組合のAt Thon会長は語った。

カンボジアの工場はGap IncGPS.N)、スウェーデンのファッションブランドH&M HennesMauritz ABHMb.ST)、およびスポーツブランドNikeNKE.N)、PumaAdidasADSGn.DE)などのグローバルブランドを供給している。

EUのデータは、昨年、「武器以外すべて」(EBA)計画の下、カンボジアのEUへの輸出額は58億米ドルとなったと示している。

フン・セン首相は、EUの発表に伴い、カンボジアの主権を守ることを誓ったが、一部の組合指導者は、既に個人債務に取り組んでいる労働者が更に難しい経済状態になることを恐れている。

「労働者たちは両親のための家を建てたり、他の事業を行うためにお金を借りています」とカンボジア女性労働組合のSia Kunthea会長は述べた。

カンボジアの欧州商工会議所は今週、欧州委員会に貿易志向の可能性について真剣に懸念していると語った。

「我々は、中断や制裁を実施するのではなく、協力活動を通じて、EUの中核価値を育成するための別の行動措置を提案します。」と民間部門を代表する団体は書簡で述べた。

 

楽観的な生産者たち

カンボジアの70億米ドルのアパレル産業は、1500万人のカンボジア人口の中で最大の正式な雇用主である。

EBAが中断されたら難しくなるでしょう。」と履物工場の労働者で3児の父のHoeun Tharith(42)は、毎月約210米ドルの収入を失った結果、萎縮してしまったと話した。

しかし、600の工場を代表するカンボジアのアパレル製品製造業協会(GMAC)は楽観的だ。

同グループの副議長のKaing Monika氏は、関税措置の脅威は数カ月先であり、6ヶ月間のEU審査の対象となる、と述べた。

「現時点では、誰も結果がどうなるか、それが大きな損失をもたらすかどうかを保証することはできません。我々が懸念しているのは、メディアの憶測がバイヤーや投資家からの信頼の低下に繋がることです。実際の状況はそれほど恐ろしいものではないかもしれません。」とKaing Monika氏はロイターに語った。

バイヤーがカンボジアを去り、より低コストのアジアのライバルに向いてしまうかどうかを知るのは時期尚早だという人もいる。

カンボジアの62の工場から調達しているスウェーデンのH&Mは、権利状況を調べる必要性を理解していると述べたが、欧州連合にも労働者への影響を評価するよう促した。

「アパレル業界の人々の雇用への悪影響の可能性を考慮する必要があります。」とカンボジアからの撤退に関しては言及せずロイター通信に文書で述べた。

最低賃金が118米ドルから170ドルにおよぶ隣国のベトナムは、アパレル生産のもう一つの基地でもあり、コストが更に低い。

この利点は、1月にカンボジアの織物および履物産業で7%の上昇後にのみ改善され、対応する数値は182米ドルに押し上げられる。

「もちろん、企業がベトナムを動かせば少々の利益が得られるかもしれません」とベトナム繊維協会の前職員であるDang Phuong Dung氏は述べた。



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最終更新:2018年10月24日10:42

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