インドシナニュース

2013年12月 のニュース一覧

カンボジア:抗議活動激化のため工場操業停止

日曜日にカンボジア衣料製造協会(GMAC)は、政府とスト中の労働組合が工場や仕事をしたいすべての従業員の安全性を保証できるようになるまで、この国の400以上の縫製工場のすべてが休業に入ると述べた。

日曜日の朝の会議の後にカンボジア衣料製造協会(GMAC)が発表した公開書簡に記された決定により、今年の年初から11ヶ月間に50億米ドルもの貿易収入をもたらした同国最大輸出産業は事実上停止する。

政府は先週、すべての縫製労働者のために毎月の最低賃金を15米ドル引き上げ、95米ドルとすることを承認したが、不満を持つ労働組合は賃金を倍増し160米ドルとするよう要求し、ストライキや抗議行動を強化している。金曜日にプノンペン郊外で起こったある抗議活動は激化し、すぐに労働者が警察と衝突し、窓を割り、少なくとも3人のデモ参加者が打撲傷を負った。

カンボジア衣料製造協会(GMAC)は、組合員が工場の資産に損害を与え、他の労働者に抗議に加わるよう強要したとして6つの組合を名指しした。その6つの労働組合には、自由貿易連合とカンボジア・アパレル労働者組合連合(CCAWDU)、野党系の最大労働組合2組合が含まれている。

公開書簡では、非難されている6組合の不正行為により「休業する他、選択の余地がない」としている。

カンボジア衣料製造協会(GMAC)はまた、工場の資産と仕事をしたい作業者の安全保証を保護するよう労働組合と労働省に要求している。

「これらの条件が満たされたとき、私たちはようやくカンボジア衣料製造協会(GMAC)のメンバーが操業再開の案内を受け取れ、我々は今後の問題についての議論に参加することができるようになる」とカンボジア衣料製造協会(GMAC)は述べている。

書簡では、過去数日間の作業停止により工場はバイヤーから罰金を科され、労働者の賃金も払えない可能性があることを述べている。「賃金の損失、仕事の損失、カンボジアへの投資の損失のすべての責任を負う必要があります。」と6組合にこれらの問題の全面的な非があるとしている。

カンボジア・アパレル労働者組合連合(CCAWDU)副委員長​​Kong Athit氏は、抗議を止めることができなかったと述べ、労働組合が労働者を扇動したことを否定した。

「労働者らは私の指揮下にあるのではありません。労働者が抗議するのに、どうやって止められるというのですか? 彼らには解決策がないのです。」と彼は言った。

政府がすぐに160米ドルに最低賃金を引き上げることに同意するまで、労働組合のストライキは終わらないだろうと彼は述べた。

労働省広報担当Heng Suor氏は、同省がストライキの終結を交渉し、160米ドルの引き上げが不可能である理由を説明するために、今日、また組合リーダーたちと再び会うと述べた。

「会議は賃金引き上げを議論することはありません。カンボジア衣料製造協会(GMAC)の立場と難しさを理解してもらえるように、私たちは組合や関係者に説明します。」と彼は言った。

労働省はまた、同省での労働組合の指導者との今日の交渉にカンボジア衣料製造協会(GMAC)が参加しない決定を嘆く声明を発表した。

「経営者側は、労働·職業訓練省で予定されている12月30日(月曜日)の会議への参加を拒否しています。」と同省は述べている。

「労働省はカンボジア衣料製造協会(GMAC)のこの会議への参加拒否に遺憾の意を表したいと思います。それとともに、最近の暴力的なデモ参加者によって引き起こされた損害やその他の影響にも遺憾の意を表したいと思います。」

 

» 続きを読む

カンボジア ジャンル:
最終更新:2013年12月30日18:23

カンボジア:最低賃金引き上げ95ドルへ、労働組合はストライキ呼びかけ

政府は、火曜日にアパレル産業の最低賃金が4月に、現在の月給80米ドルから19%増の、95米ドルに引き上げ、2018年までに5年間で最低賃金を160米ドルまで引き上げると発表した。

労働組合が掲げる、来年の最低賃金100%増の要求を下回った決定を受け、小規模のストライキや抗議が国中で発生し、独立系・野党系組合のリーダーらは更なる引き上げを要求して全国規模のストライキを行うと述べた。

労働大臣Ith Sam Heng氏は、労働諮問委員会の会議のあと、労使及び政府から成る委員会は賃金変動を承認し、政府が労働者と工場の所有者の要求に対して等しい考慮を払った

と記者に述べた。

「もっと賃金を上げたかったのですが、最低賃金を上げるには、生活水準や生産性や隣国からの投資家誘致の競争など、多くの要素を含んでいるので、これ以上上げることはできませんでした。」とSam Heng氏は語った。

この引き上げを加味しても、カンボジアの賃金は主要なアパレル製品生産国の中で最低レベルである。中国やベトナムやインドネシアの賃金は近年急激に上がり、バングラデシュでも、今月、最低賃金が77%増の68米ドルへ引き上げられた。

Sam Heng氏は、抗議を自重するよう組合に促した。

「労使にとって有利にならないので、この問題を採り上げて、労働者がストライキやデモを行わないようすべての労働組合のリーダーに求めたいと思います。」と大臣は述べた。

「投資家がカンボジアを離れるのでは困るので、私たちはこの決定を変えるつもりはありません。」

政府の決定が発表された後に、労働省での会議の外に集まったカンボジア・アパレル労働者民主組合連合 (CCAWDU)の約100人の労働者のグループはロシア大通りを直ちに占拠した。

カンボジア・アパレル労働者民主組合連合 (CCAWDU)委員長Ath Thorn氏は政府の提案に反対投票した2人の労働組合のリーダーの一人だが、彼の組合は異議申立を自重せよという労働大臣の警告を意に介さないと言う。

「私たちは、今回の最賃引き上げを拒絶する声明を出し、より高い賃金引き上げを求めて国中で大衆デモを行う準備をするつもりです。」とThorn氏は言う。

自由貿易連合 (FTU)委員長Chea Mony氏は、組合のメンバーは決定を受けて既にストライキを始めたと述べ、労働組合のリーダーたちでさえ、この先ストライキの増加を防ぐことができないだろうと予測している。

「最低賃金に満足でないので、労働者は異議を申し立てるでしょう。これらの労働者を抑えるのは無理です。彼らの怒りは今回の最低賃金の決定で爆発しているのです。」とMony氏は言う。

自由貿易連合 (FTU)に参加している約3,000人の労働者が、火曜日にKompong Cham州のManhattan縫製工場でストライキを起し、工場の労働組合の代表Yen Sokheang氏によれば、工場でのストライキは今日も続くだろう言う。

カンボジア・アパレル労働者民主組合連合 (CCAWDU)法務担当Oum Visal氏は、決定が発表された後に、Kandal州とKompong Speu州とPhnom Penhの10の工場で約1万人の労働者がストライキに入ったと言う。

「また明日、別の工場で、別の多くの労働者が、ストライキを続けると思います。」と彼は言う。

カンボジア衣料製造協会総書記Ken Loo氏は、工場が繊維業界の「非合法スト」の費用を被り続けている限り、国の最低賃金が無意味であると言う。

「譲歩できないのは賃金上昇なのではありません。非合法ストをやめさせなくてはならないのです。非合法ストが起こり続けて、それがエスカレートして起こるなら、賃金が半減したとしても、繊維産業はやはり死に絶えるでしょう。」とLoo氏は言う。

野党カンボジア救国党(CNRP)は火曜日に声明を発表し、政府が決定を再考して、組合の要求通りすぐに最低賃金を160米ドルまで引き上げるよう求めた。

「カンボジア救国党(CNRP)は、最低賃金がすぐに160米ドルまで引き上げられないなら、上昇する食品価格と生活費で縫製労働者らは基本的な生活のニーズを満たすのが不可能になり、そうなれば、現在、アパレル産業を苦しめているストライキは継続するだろうと信じている。」と声明は述べている。

火曜日のカンボジア救国党(CNRP)のデモ行進の間、野党党首のサム・レンシーは、国中の労働者が賃金に関してストライキするよう個人的に奨励した。

「明日の全国ストライキを強く支持します。全従業員が仕事を中止して、ストライキに参加し、1カ月あたり160米ドルを勝ち得ましょう。」と彼は呼びかけた。

 

» 続きを読む

カンボジア ジャンル:
最終更新:2013年12月27日20:05

カンボジアからの繊維製品輸出、22%の成長

カンボジア商務省の資料によれば、今年11カ月のカンボジアの繊維製品輸出売上は50億7000万米ドルに達し、対前年比22%増となった。

商務省の統計データでは、繊維産業はカンボジア最大の外貨獲得手段で、米国向け輸出は9%増加、欧州向けは33%増加、他の市場向けは31%増加している。

カンボジア衣料製造協会総書記Ken Loo氏は多くの工場に委託生産の注文が増加したことで楽観的な経済成長が見込まれると考えている。

同国の繊維産業には約500の工場と51万人の労働者が携わり、国の輸出収入の約80%を占めている。製品は主に米国、カナダ、ヨーロッパ、日本、中国や他のアジア諸国に輸出される。

 

» 続きを読む

カンボジア ジャンル:
最終更新:2013年12月24日11:01

カンボジア:2014年の賃上げに関し、三者協議

11月26日の記者声明によると、カンボジアの労働省、衣料生産業者及び労働組合は、12月に縫製労働者のために2014年の最低賃金の引き上げについて話し合うことになった。

「会合は12月16日に行います。」と労働省は発表した。「労働省は、2014年の賃金引き上げについて三者からなる委員会にて議論するためにすべての縫製労働者に平穏を呼びかけます。」

賃金引き上げは来年の1月から実施にもかかわらず、金額は設定されていない。

現在、縫製労働者の最低賃金は、5米ドルの健康手当を含む80米ドルである。低賃金のためこの東南アジアの国ではストライキが頻発している。

4つの労働組合が、今週、カンボジア衣料製造協会(GMAC)に労働者の最低賃金を1カ月あたり154米ドルまで引き上げを要求しており、さもなければ、全国規模のストライキを行うと牽制している。

「1カ月あたり154米ドルへの最低賃金の引き上げを要求します。」と組合は火曜日にカンボジア衣料製造協会(GMAC)会長Van Sou Ieng氏に送った共同書簡で述べている。

衣料産業はカンボジア最大の外貨獲得手段で、国の輸出合計の約80%を占めている。繊維産業には、約500の工場があり、約510,600人の労働者が働いている。

商務省の報告では、カンボジアは今年の10カ月間で46億6000万米ドル相当の衣類製品を輸出し、これは対前年比22%増加している。

 

» 続きを読む

カンボジア ジャンル:
最終更新:2013年12月04日13:15

インドシナニュース

国別

キーワードから探す

このページのトップへ戻る