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カンボジア縫製労働者の激しい労働争議で死亡者1名

カンボジアの首都プノンペンの縫製労働者と暴動鎮圧部隊での衝突で女性1名が銃で死亡し、数名が負傷したと人権団体と家族は言う。

何百人もの労働者が都心のフン・セン首相の家に向かってデモ行進した際に、衝突は始まった。

抗議の労働者は賃上げと労働条件改善を要求していた。

カンボジアの縫製工場のストライキと暴力的抗議活動は昨年4倍になっている。

カンボジアの輸出総額の80%を占める繊維産業は国の経済のライフラインである。

しかしながら、カンボジアの工場所有者の大部分は外国人で、彼らは、これまでビジネスが低賃金と政府の私企業奨励策のおかげで成長してきた。

繊維産業の50万人の労働者の中の多くが、これだけの強い経済成長を遂げているのだから、彼らも甘い蜜のお零れに預かれてもいいと言う。

 

火曜日に抗議を申し立てた労働者らはGapやH&Mなどの国際的なブランドの衣類を作っている工場の労働者たちだった。彼らは何カ月も同様の抗議を続けている。

どちら側が先に暴力を始めたかは不明瞭であると通信員は言う。デモ参加者が、彼らと交渉するために送られた5人の警察官を痛めつけると脅かした後に、それが始まったと人権団体はAP通信社に語った。

警察は同僚を救うために実弾と催涙ガスを撃って応じ、デモ参加者は、それらを防ぐために岩石を投げ、鉄棒や木刀を振るった。

死亡した女性は、抗議の近くで米を販売していて、警察の弾丸によって胸を打たれたと家族は証言した。

デモ参加者が逃げ込んだ仏塔に催涙ガスを警察が発砲したとき5人の僧侶が怪我を負い、6人のデモ参加者が負傷したと人権団体は言う。これ以外にも、9人が負傷したと報告されている。

「今朝、警察が労働者に対して行った弾圧は非常に残酷であり容認できません。」とカンボジア縫製労働者民主組合共闘スポークスマンKong Athith氏は言う。

「労働者は非武装です。警察はなぜ鎮圧に実弾を使用したのでしょうか?」

警察官は、これまでこの騒動にコメントを発表していない。

フン・セン首相は、今年初め、抗議が続けば、多くの国が労働力の廉価なビルマやラオスやインドのような国にシフトし、カンボジアの衣料産業をあやうくしかねないと述べた。

 

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最終更新:2013年11月14日15:43

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