インドシナニュース

2013年04月 のニュース一覧

2013年、カンボジアの繊維産業は成長する

カンボジア衣料品製造協会(GMAC)によると、カンボジアの衣類輸出は、増加する対外投資に伴い、日本や中国といった新しい市場に焦点を当てて2013年は成長すると予想される。

2012年のカンボジアのアパレル製品輸出は、2011年の42億4000万米ドルと比べて、9%増加し46億1000万米ドルに達した。

fibre2fashionのインタビューに対しカンボジア衣料品製造協会(GMAC)議長Ken Loo氏は、「私たちは今年カンボジアの衣料産業の見通しに関して楽観的です。」と述べた。

彼によると、縫製工場は日本や中国などの新規市場に期待している。「中国からの生産シフトで私たちは日本や欧州市場向けの成長が続くと思います。」とKen Loo氏は考える。

昨年、中国はカンボジアの繊維産業に1億2100万米ドル投資し、最大の投資国となり、次いで台湾が1億1200万米ドル、韓国が7000万米ドルだった。以下、シンガポール、米国、マレーシア、日本、タイ、オーストラリア、イギリス、インドなどが、2012年にカンボジアの縫製産業に投資した。

しかしながら、従来の輸出市場である欧米市場の経済危機に加え、連発したストライキのため、カンボジアの輸出成長は鈍っている。

カンボジアの縫製メーカーが直面する難局に関して尋ねられると、「私たちの大きな試練は、労働者のストライキだけでなく、組合が実に多数あることです。」とKen Loo氏は言う。

「さらに、インフラのコストが高いことも、繊維産業に大きな圧力をあたえています。時間ともに徐々に改善してはいるのですが。」と彼は付け加える。

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最終更新:2013年04月29日06:00

カンボジアの縫製工場の防火防災水準は低調

カンボジア衣料品縫製工場の防火防災規則の水準は低下し、つまり、労働条件がこれまで以上に悪くなっていることになる。国際労働機関のベター・ファクトリー・カンボジアのプログラムで、2012年5月1日から6ヶ月間繊維分野の160の工場について調査し、火災対策の安全規則が守られている工場が30%減少したと判明した。57%の工場しか規則を守っていない。

「工場は注文の増加で仕事精一杯こなすようになり、職場の安全、健康基準、他の法的基準に関する注意が弱くなったと考えられる。」と報告されている。「しかしながら、他のアジア諸国の繊維分野での最近の火災事故を見れば、しっかりとした対策が必要であることは明らかである。」

最近6ヶ月間で、インドの2つの縫製工場で火災事故が起こり、いずれも逃げ場を失った従業員が死亡したため、衣料品縫製工場の労働条件が議論や非難の的となっている。カンボジアの衣料品縫製工場は、不十分な換気、労働者の栄養不足、高温、長時間労働などから起こった大規模な労働者集団気絶の後、昨年10月にメディアによる検査が行われたが不合格となった。

最新の報告は、児童労働が2011年の8.5%から1%低下したが、「気絶事件の原因解消についてはさしたる変化がない。」と述べられている。調査対象の工場のうち、わずか32%が適正温度を維持し、36%は換気不十分のままであるとWWD報告は述べている。

 

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最終更新:2013年04月20日11:07

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