インドシナニュース

ベトナム:2019年の国内小売市場を振り返る--国内大手企業の独壇場

一部の大手外国小売業者はベトナム市場から撤退する必要に迫られたが、国内企業グループは小売チェーンに更なる多額の資金を注ぎ込み、事業拡大に踏み込んだ。

 

最大の取引

最近起った最大の取引は、VingroupとMasanの2つのベトナムの大手企業の合併であった。前者の子会社であるVinCommerceとVinEcoは、Masan Consumer Holdingに譲渡された。

新会社は、50の都市/省に2600のスーパーマーケット、VinMartおよびVinMart +の大規模なネットワークおよび14のハイテク農場を所有している。

同取引は、外国小売業者の継続的な拡大が進んでいる状況下行われた。2つの強力なグループ間の合意は、各当事者の優位性を最適化し、ベトナムの小売グループの主要な消費財を創出することを目指している。

 

最安値取引

Shop&GoオーナーのCua Hieu va Suc Song JSCは、同社小売グループをVingroupの子会社のVinCommerceにわずか1米ドルで売却した。

2005年に設立されたCua Hieu va Suc Songは消費財業者であった。最初のShop&Goは2006年にホーチミン市で開店した。14年間の運営後、87のコンビニエンスストアを開店し、そのうち70店舗がホーチミン市に、17がハノイにあった。

同チェーンは市場での厳しい競争に疲弊していた。2016年に同チェーンは2670億ベトナムドンの収益と400億ベトナムドンの損失を報告した。2016年末までにShop&Goは2050億ベトナムドンの損失を被ったが、実払資本金 (定款資本金)は12億7000万ベトナムドンであった。実払資本金は2018年10月までに2072億7000万ベトナムドンに増加したが、同社の復活には繋がらなかった。

 

大手外国企業の撤退

2019年5月中旬、Auchanはベトナムの18店舗を売却し市場からの撤退を表明するという予想外の展開となった。

このフランスの小売業者は、ベトナムに5億米ドルを投資する予定であった。しかし、2018年の収益は4500万ユーロという低調な業績となり、大きな損失を被った。

Auchanは2015年にベトナムに上陸し、2019年にベトナム市場撤退となった最後のヨーロッパの小売業者であった。

Auchanを買い取ったのがベトナムの小売業者Saigon Co-opであったことは大きな驚きであった。

 

Mon Hueの崩壊

Huy Vietnamが所有するMon Hueチェーンの崩壊は、Huy Vietnamが巨額の払込資本で有名だったこともあり、国民から大きな注目を集めた。

2007年にベトナムで創業し、外国人投資家らから3000万米ドルの資本を受けたHuy VietnamはF&Bビジネスモデルの適用における先駆者であった。

2015年、Huy Vietnamは香港証券取引所への株式上場を申請し、さまざまなキャンペーンを通じて1億米ドルの資本の調達を計画していた。

ハノイとホーチミン市のMon Hueチェーン店は閉鎖され、28社のサプライヤーが数百億ドンの支払いが滞っていると同社を非難した。

ベトナム ジャンル:
最終更新:2020年01月16日

このページのトップへ戻る