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カンボジア:縫製労働者が未払賃金を要求

プノンペンのメンチェイ地区にあるHeng Xin Textile100人以上の社員を代表する約50人の縫製工場の労働者が、工場閉鎖後の89月の賃金未払に対し、108日、労働省の前で抗議活動を行った。

代表のPov Lina(28) によれば、工場は9月初旬に閉鎖され、中国人の工場所有者は労働法で定められた補償をしていないという。

「私たちはただ工場所有者に法律に従って補償してほしいだけです。なぜなら工場は私たちに知らせられずに閉鎖され、給与が支払われなかったからです」と彼女は言う。Lina氏は、工場労働者の日々の生活費の支払いは困難になっており、家賃未払を理由に家主から立ち退きを求められる恐れがあると述べた。工場閉鎖以来、労働者らは工場の前で、設備が取り外されないように監視をしているという。

「今年はお金もなく、工場を監視していたため、家族と盂蘭盆を祝うために帰省しませんでした。私たちの問題が解決されるまで、昼夜問わず監視を続けています」とLina氏は述べる。彼女は、労働者らは労働法に基づいて退職金やその他給付金を要求しているという。

労働者であるChak Srey Oun氏は、労働省が迅速な解決策を見つけられなければ、労働者たちの住む場所がなくなるだろうと話した。

「私たちは労働法が規定する以上のことを要求していません。私たちは工場のために働きました。雇用主はそれに応じて私たちに支払を行わなければなりません」と彼女は言う。Oun氏は、労働者は事前通知なしの工場閉鎖の理由を知らされていないと述べた。

入手したIth Samheng労働大臣に提出された嘆願書によれば、労働者は彼に介入を求めており、工場が操業停止した場合は、未払賃金と解雇手当を支払うよう工場所有者に要求している。そして嘆願書は、工場が賃金支払を拒んだ場合は、政府が労働者に対し給与支払を行うとともに、工場所有者に対して法的措置をとり、設備を押収することを要求している。

カンボジア縫製労働者民主組合連合のコーディネーターであるKhim Makara氏は、労働省は嘆願書を受領し、行動を起こすためにSamheng大臣とそれを共有することを約束したと述べた。

「問題が解決しない場合は、来週もう一度労働省に訪問します」とMakara氏。彼は、労働者らは問題が解決されるまで工場の前で監視を続けると付け加えた。その上で、「企業経営や工場設立はできても賃金未払のまま逃げてしまう雇用主に対し、政府は厳格な措置を取って欲しいのです」と強調し、このような事態が起こらないよう、政府はより厳しい法律を制定すべきだと述べた。

労働省の労働争議委員会副委員長であるKhieu Savuth氏は、労働省は労働者のために法に基づく解決策を模索していると述べた。

「工場所有者はカンボジアに在住していますが、破産したと主張しています」と同氏は言う。Savuth氏は、労働省が解決策をどのくらい早く見つけられるかは分からないと述べる。108日時点で、Heng Xin Textileの関係者からのコメントは得られていない。



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最終更新:2019年10月11日

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