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カンボジア:フン・セン首相、最低賃金の引き上げを擁護

フン・セン首相は102日、縫製工場の労働者に対し、来年の最低賃金の引き上げは昨年の引き上げほど高くない理由を理解するよう求めた。

政府は来年の賃金を8米ドル引き上げ、2019年の引き上げと比較すると4米ドルの減少となった。

全国最低賃金委員会は先月、最低賃金187米ドルの決定に同意し、フン・セン首相は3米ドル追加した。現在の最低賃金は月額182米ドルで、昨年の170米ドルと比較して12米ドルの増加した。

フン・セン首相は、 Koh Pich展示開場での大学卒業式にて、成功するためにはカンボジアのアパレル産業が競争力を持つ必要があると述べた。

「私は、労働者を代表して交渉した労働職業訓練省の三者ワーキンググループに感謝したいと思います。2020年の最低賃金を182米ドルから190米ドルに引き上げることができました。2019年の最低賃金は12米ドル増加しましたが、2020年には、競合国である近隣諸国の賃金がカンボジアよりも低いため、8米ドルのみの上昇なのです」と述べた。

フン・セン首相によると、バングラデシュの縫製工場労働者は月額90米ドルを稼ぎ、ラオスおよびミャンマーの従業員はそれぞれ135米ドル、120米ドルを稼いでいるという。

「最低賃金が我々よりも低いため、縫製工場がこれらの国々に移管することを懸念しています。工場労働者の皆さん、この状況を理解してください」と付け加えた。

フン・セン首相はまた、アパレル労働者に部屋を借す家主は家賃の値上げを控えなければならないとも述べた。

「私は、すべての賃貸住宅所有者の皆さんは家賃を上げすぎないよう願います。もしどうしても値上げが必要なら、2米ドル以上は上げないでください」と述べ、アパレル労働者への水および電気の供給を担当する役人もそれに応じて価格を調整しなければならないと付け加えた。

プノンペンのMeanchey地区で働いているタケオ州の縫製労働者のSoy Sayさん(23)は、彼とルームメイトは昨日、部屋に45米ドル支払ったが、彼らは家賃の値上げを心配している。

(昨年)最低賃金が上がった後、借りている部屋の家主が家賃を5米ドル値上げしました。彼女は来年も同じことをするのではないかと心配しています」とSayさんは語り、家主はフン・セン首相の指導に従うべきだと述べた。

2米ドルの増加は妥当です。しかし、私は家主が政府に耳を傾けないことを懸念しています」と述べた。

これらの部屋のうち10室をカンダル州の労働者に賃貸する不動産所有者のRong Odom氏は、来年は部屋の家賃を引き上げないと述べた。

Odom氏は、家具無の部屋1室あたり月額30米ドルを請求していることに触れ、「最低賃金の引き上げに関係なく、来年の価格は引き上げません」と述べた。

全国労働組合連合のFar Saly会長は、家主は今年の賃上げは昨年よりも低いことを理解すべきだ、と訴え、「家主は労働者の状況について理解すべきだと思います。労働者の生活水準向上のためにお金を節約できるように、家主は家賃を上げることを控えるべきです」と述べた。



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最終更新:2019年10月09日

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