インドシナニュース

ベトナム:履物産業、技術面で岐路に立つ(後)

(前編より)

 

ベトナム・ニュース(以下VN):既存および将来の一連の自由貿易協定により、国内の履物企業はこのチャンスを活用するために内部資源をどのように備えるべきでしょうか?

Kiet氏(以下K):輸出の増加を自由貿易協定(FTA)ありきで考えないことです。政府は国全体の利益に基づいてFTAを交渉しています。

企業自身がFTAを理解しFTAを実際のチャンスに変えるためにはどのように改善するべきかを理解することが必要です。

企業はデジタル管理に切り替える必要があり、生産性を向上させるためにリーン生産方式を採用する必要があります。労働集約的な生産方法や手作業による管理方法に固執すれば、確実に市場から除外されるでしょう。

ほとんどのベトナム企業は小規模なので、現在は自動化の余地があり不可能ではありません。

 

VN:オートメーションと第4次産業革命のテクノロジーを適用することで、生産性が向上します。 そのような技術の登場は雇用に影響を及ぼすのでしょうか?

K:はい、それは多かれ少なかれ雇用に影響を与えることでしょう。特に単純作業の仕事には影響を与えるでしょう。単純作業の仕事は容易に自動化され、生産者がコストを削減し生産性と競争力を向上させるのに役立ちますが、労働者に大きな影響を与えます。

労働者が新しい技術を習得する訓練を受けていなければ、彼らは労働市場から排除されてしまうでしょう。

 

VN:履物産業における原材料の開発について教えてください。

K:履物業界向けの原材料の国内供給は、過去に良い成長を見せていますが依然として顧客のニーズを満たしてはいません。

私は今から年末までは原材料に関して急激な変化はないと考えています。 もしあるとしたら、それは来年になるでしょう。

多くの人が将来的に米国が加わることを期待しているCPTPPと、ベトナム-EU 自由貿易協定は、ベトナムにとっての履物市場での長年の顧客であるEUとの間の協定が発効すれば、これらの市場への輸出が増加するでしょう。 それまでには、地元の企業や外資企業でさえ、地元の原材料の開発に多額の投資をすることでしょう。

今日、世界中の人々は革や動物の羽のような天然素材の使用を止めたり減らす傾向にあります。 彼らは、徐々に生物材料および第4次産業革命から新たに出現する材料に移行していくでしょう。

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最終更新:2018年09月11日

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